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酒井高徳、ドイツでの最後のクラブはHSV?将来的には「日本でキャリアを終えるつもり」

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酒井高徳はHSV退団後は日本へ?

 ハンブルガーSV(HSV)でプレーする元日本代表DF酒井高徳は、ドイツ国内でほかのクラブに移籍することはないようだ。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が伝えた。

 2015年夏にシュツットガルトから加わった酒井だが、HSVでは日本人選手としてブンデスリーガ史上初のキャプテンに就任する一方で、昨夏にはクラブ史上初の2部降格を強いられるなど激動の日々を経験。降格が決まった昨シーズンの最終節後には、涙を流しながら満了となっていたクラブとの契約延長を誓い、2020年までの契約延長にサイン。ワールドカップ後には日本代表からの引退を表明すると、クラブではキャプテンマークを返上したことも話題を呼んだ。

 そんな現在27歳の酒井だが、2日には自身のインスタグラムで新年のメッセージに加えて「色々な事があって人としても選手としても凄く成長出来た年でした!」と報告。ドイツ語では「2018年のサポート、ありがとう!」とも綴り、ハッシュタグは”再スタート””HSVだけ”などとつけている。

 一方で『モルゲンポスト』に対して、「ドイツで今後HSV以外のクラブに行くことは考え難いですね」と語ると、今後について「簡単ではないですし、たくさんの力が必要となります。1~2年後の身体の状態を見て様子を見ていくことになります」とコメント。「パフォーマンスを維持できないようであれば、多分日本に戻ります。日本でキャリアを終えるつもりですからね」とHSV退団後は日本でプレーする考えを明かした。

 だが、これまでHSVで公式戦109試合に出場したサイドバックは、同クラブでの仕事はまだ終わっていないことを強調。「これだけたくさんの試合に出れてありがたいですね。数々の監督を迎えましたが、みんな僕に信頼を寄せ、起用してくれました」とレギュラーとして戦い続けていることには手ごたえを感じるも、1シーズンでの1部復帰の目標は見失うことはない。

「マッチデーはすべて家で見ています」と1部の試合は常にチェックしていることを明かす酒井。2部との違いについては、「クオリティーの差はもちろんあります。ドリブルに関しても、パスに関してもレベルが違います。それに1部の雰囲気も恋しいですね」と認め、現在2部の首位でウィンターブレイクに入っているHSVの始動に向けて意気込みを示した。

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