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岡山学芸館は逆転負け…CB2人負傷でボランチ前田がCBで出場「守備の弱さが…」

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岡山学芸館は逆転負け。7番前田光輝(3年)も頭をかかえて悔しがった

[1.3 選手権3回戦 瀬戸内2-1岡山学芸館 駒沢]

 岡山学芸館高(岡山)は、前日の仙台育英戦でCBの2選手、DF仲達大翔(3年)とDF永久龍之介(3年)が負傷。この日の試合では前試合の途中から同様、MF前田光輝(3年)がCBに下がって対応する布陣がとられた。

 しかし前半26分に先制したものの、前半終了間際の40分、そして後半15分にFW中川歩夢(2年)に連続ゴールを決められて逆転負け。失点シーンを「守備の連係ミスと、準備不足」と振り返った前田は、「守備の弱さが出てしまった」と悔やんだ。

 無念の負傷欠場となった仲達からは「頼むぞ」と送り出されていたという前田。「仲達たちの分も頑張らないと」と気合を入れて臨んでいたが、不慣れな左CBに苦戦。CBコンビを組んだDF香西泰成(3年)との連携も「コミュニケーションを取りながらやろうと思ったんですけど、負けてるし、緊張感もあるしでうまく出来なかった」という。

 サッカー人生最後の試合。中学時代もMioびわこ滋賀U15で高円宮杯に出場して全国16強を経験。しかし高校の大会でもベスト8の壁に阻まれた。「ずっと高校で終わろうと思っていた。やり切った。楽しかったです」。今後は1月19日と20日にあるセンター試験を受験する予定で、「頑張ります」と次なる戦いに頭を切り替えていた。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2018

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