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シュート4発空砲に…流経大柏FW左部、8強決定も「情けない」

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2試合無得点に終わった流通経済大柏高FW左部開斗(3年)(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.3 選手権3回戦 星稜高0-1流通経済大柏高 フクアリ]

 放ったシュートは両チーム最多の4本。持ち味の点で合わせるヘディング、そして力強いミドルはいずれも惜しいものだったが、大会初ゴールは遠かった。流通経済大柏高FW左部開斗(3年)は「FWとして2試合無得点は情けない」としたうえで、準々決勝に向けて「ゴールを狙っていくイメージはある」と気持ちを切り替えた。

 全てのシュートが決まってもおかしくないシチュエーションだった。前半13分、飛び出してきたGK林海渡(3年)に競り勝ちヘディング。同15分にはMF熊澤和希(3年)のクロスに再び頭で反応したが、いずれも枠を外れた。後半19分には強烈なミドルシュートが左ポストに直撃すると、同22分のCKでも、点で合わせたヘッドが枠を捉えられなかった。

 チームは開始早々に決まったDF関川郁万(3年/鹿島内定)の決勝ゴールで勝利したが、今季途中から主将を務めるアタッカーは内心に悔しさを抱えていた。「得点力を上げないと、ここぞの苦しい時間帯にチームを救うことができない。準々決勝までまだ1日あるので、あらためてイメージを持って臨みたい」。準々決勝の秋田商戦では待望の選手権初ゴールを狙う。

(取材・文 竹内達也)

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