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代理人がエジルのアーセナル退団を全面否定「最低でも2021年まではここに残る」

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メスト・エジルの代理人が去就について語った

 MFメスト・エジルの代理人は、噂されているアーセナルからの退団を否定し、将来はこのクラブとともにあると主張した。

 2013年にアーセナルに加入して以降、司令塔として活躍を続けるエジル。しかし、ウナイ・エメリ監督が昨夏に就任してからは、度々去就に関する噂が流れ、さらにここ数週間は戦術的な理由としてメンバーから外れることも。これを受け、今冬にクラブから離れるのではないかとの憶測も飛び交っているが、代理人のエルクト・ソグト氏は、最低でも現行契約が満了を迎える2021年まではノースロンドンでプレーすると『Goal』に話した。

「メストの状況を公言したいとは思わないが、アーセナルから離れるという噂に対して私は明確にすることが重要だと考えている。昨年1月にメストは新契約にサインした。彼はこの契約期間、ここに留まりたいと思っているし、できればさらに長くこのクラブにいたいと考えているだろう」

「メストはアーセナル・フットボールクラブのために100%の情熱を注いでいる。彼はこのクラブを愛し、価値観を共有し、どこにも行きたくはないと考えているはずだ。このユニフォームを着用することに誇りを持ち、アーセナルの選手でいられることを名誉に感じている。今シーズンはキャプテンの1人に指名されたこともあり、責任を持ち、チームメイトやファン、スタッフとも良い関係性を築けている」

 アーセン・ベンゲル前監督時代にはチームの司令塔として絶対の存在だったエジルだが、エメリ監督の下ではコンディション不良にも悩まされ、メンバーから外れることも多々ある。しかし、ソグト氏は元ドイツ代表MFが現在の指揮官を納得させるために全力を尽くしていると強調した。

「昨年はアーセナルの全員にとって大きな変化のあった1年だった。ただ、その最初の年の半分はメストにとってパーフェクトなものではなかった。ケガと病気に悩まされる中、ウナイ・エメリ監督のシステムに適応するためにハードワークを続けている。たぶん時間はかかるだろうが、メストはアーセナルを助けるためにこれからも全力を尽くすはずだ」

 また、先日にはエマニュエル・プティ氏がエジルに対して「ゴーストになってしまった」と批判を口にするなど、同選手に対する外野からの目は厳しさを増す。しかし、ソグト氏はクライアントを擁護し続けた。

「メストはキャリアを通して多くの批判と障壁に直面してきたが、彼は常にポジティブな方法で反論している。彼はコンディションの維持、調子と一貫性の改善、フットボールのことだけに集中しているから、公の場で話す必要はないと考えている」

「2013年にアーセナルに加入したメストは、ほとんどのメンバーや多くのスタッフよりもこのクラブに長く在籍する。5年半以上も彼は献身性とプロフェッショナリズムを証明してきた。長期にわたりケガで離脱することもなく、高いレベルのパフォーマンスを維持している。スタッツを見ればわかるはずだ」

「出どころのわからないメストの将来に関する憶測は残念なことだが、状況ははっきりしている。彼の将来はアーセナルにある」

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