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青森山田、“伏兵”2発で矢板中央撃破!! 逆転勝利で2大会ぶり4強へ

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青森山田高(青森)が2大会ぶりのベスト4進出を決めた

[1.5 選手権準々決勝 青森山田高2-1矢板中央高 等々力]

 第97回全国高校サッカー選手権準々決勝が5日行われ、等々力陸上競技場では22年連続24回目の出場となる青森山田高(青森)と2年連続9回目の出場となる矢板中央高(栃木)が対戦。前半を1-1で折り返した試合は、後半26分に青森山田が決勝点を奪って2-1の逆転勝利を収めた。

 試合開始早々の前半2分にゴールを脅かしたのは青森山田だった。右サイドで得たスローインをMF澤田貴史(3年)がロングスローで放り込むと、ニアサイドに走り込んだDF三國ケネディエブス(3年)がヘディングで合わせたものの、ボールはポストを叩いて先制点を奪うには至らず。同7分には左サイドのDF豊島基矢(3年)が送ったクロスをFW佐々木銀士(3年)がヘディングで合わせるが、シュートは枠を捉え切れなかった。

 すると前半14分に矢板中央が先制に成功する。DF後藤裕二(3年)が放り込んだロングスローは三國にはね返されたものの、こぼれ球を拾った後藤のクロスをファーサイドでフリーになった今大会初先発のMF眞島聖弥(3年)がヘディングで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。このゴールは青森山田にとって今大会初失点となった。さらに同23分には矢板中央がカウンターからゴールに迫るが、単独突破してPA内まで持ち込んだMF伊藤恵亮(3年)のシュートは距離を詰めたGK飯田雅浩(3年)にストップされた。

 その後は青森山田が押し込む時間帯が続いたが、県予選全4試合無失点、今大会も2試合でオウンゴールの1点しか許していない矢板中央の硬い守備を崩せず。しかし前半40分、澤田が投げ込んだロングスローのこぼれ球に反応したMF武田英寿(2年)のシュートのコース上にいたDF二階堂正哉(3年)がヘッドで軌道を代えてネットに突き刺し、青森山田が試合を振り出しに戻した。

 前半を1-1で折り返すと、同点に追い付かれた矢板中央は眞島に代えてFW大塚尋斗(3年)を投入。立ち上がりには青森山田がゴールに迫るが、後半3分の佐々木のヘディングシュートはカバーに入ったDF白井陽貴(3年)にクリアされ、同10分に放った武田の右足シュートはGK安西駿(3年)のビッグセーブに阻まれて勝ち越しゴールを奪えない。

 しかし後半26分に青森山田が逆転に成功する。澤田が放り込んだロングスローははね返されたものの、こぼれ球を拾った澤田が送ったクロスをゴール前の二階堂がねじ込み、スコアを2-1とした。逆転を許した矢板中央は同30分にMF板橋幸大(3年)とMF飯島翼(3年)を同時投入して反撃を試みる。だが同40分のDF後藤裕二(3年)の決定的なシュートが飯田のビッグセーブに阻まれるなど、最後まで同点ゴールは生まれず。逃げ切った青森山田が2-1の勝利を収めた。

 全国制覇した95回大会以来、2大会ぶりのベスト4進出を決めた青森山田は、直後に行われる12日の準決勝で尚志高(福島)対帝京長岡高(新潟)の勝者と対戦する。

(取材・文 折戸岳彦)
●【特設】高校選手権2018

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