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[NB CUP]「もっと自分が嫌われ役に」日大藤沢CB青木主将が持つ“覚悟”

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日大藤沢高のCB青木駿人主将は妥協することなくチームのレベルを引き上げる。

[1.6 NB CUP決勝 日大藤沢高 1-4 静岡学園高 時之栖裾野G]
 
 1-4で逆転負けした決勝戦後、日大藤沢高のCB青木駿人主将(2年)は涙で目の周りを赤く腫らすほど悔しがっていた。昨年末に開催されたオーシャンカップも流通経済大柏高などを破りながら、準優勝。今回も決勝戦で勝ち切ることができなかった。

 佐藤輝勝監督は「相手の方が最後まで自分たちのサッカーに徹していた」。ボールを握ってリズムを作る静岡学園高に対し、日大藤沢は受け身に。日大藤沢は準決勝までポゼッションからコンビネーションによる崩し、サイド攻撃など多彩な攻撃を見せていたが、決勝で特長が出始めたのは後半、点差が開いてからだった。

 主将の青木は佐藤監督から「普段の練習がこのようなレベルでできていない。だからこういう相手の時に自分たちの力を出しきれない」と指摘を受け、「もっと自分が嫌われ役になって、もっと自分がこのレベルを徹底させて、普段のレベルを上げて、もっとこういうところで自分の力を発揮できるようにしたい」と誓っていた。

 青木は“嫌われ役”になるつもりでいる。「キャプテンになった時から覚悟はできている。先週の練習に、10年前に選手権に行った時のキャプテンが来たんですけれども、『キャプテンが一番嫌われ者になってやっていかないとチームは変わらない』と言われたので、そこは自分で覚悟してやっていきたい」。本気で仲間たちと向き合って、妥協することなくチームのレベルを引き上げる。

 この日は先制ヘッドを決めたほか、精度の高い左足フィードで攻撃の起点にもなっていた。プレーヤーとしても今年の日大藤沢の柱となる青木は、チームを鼓舞し続けること、堅守を構築すること、そして得点に繋がるパスの精度にもこだわっていく。目標は神奈川の全タイトル制覇、そして日本一。まずはどの試合でも自分たちのサッカーで勝つチームに変えて、シーズンを迎える。
 
(取材・文 吉田太郎)

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