フェラーリの元会長であるルカ・ディ・モンテゼーモロ氏が6日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを称えた。

　C・ロナウドは昨夏、9年間所属したレアル・マドリーを退団し、ユベントスに移籍して注目を浴びた。加入直後には、セリエAへの適応を不安視する声なども上がっていたが、前半戦を終えてユーベFWはリーグ戦全試合に出場。14ゴールを挙げる活躍を見せ、得点王争いでトップに立つ。ポルトガル人のスーパースターには、過去にフェラーリ会長を務めるなどイタリアスポーツ界で顔の広いモンテゼーモロ氏も賛辞を送る。

「素晴らしい活躍を見せているね。開幕直後の2、3試合はゴールを決められず、最初は彼の事を笑ってしまったのだが、今はピッチに入って5分間でも得点を挙げてしまう。それにしっかりした青年だ。私がまだフェラーリの会長だったとき、スペインへ賞を受け取りに行ったことがあったが、そこで彼は私だけでなく、私を祝福しに来た記者全員を驚かせたものだよ」

「彼を見て思うのだが、彼はかなりの有名人であるにも関わらず、献身的であり、集中し、しっかり取り組む青年だ。ピッチでは全力を尽くしている上に、フェアプレーだ。要するに、彼のような人物は私も好きだよ」

---

●セリエA2018-19特集