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グーグル検索からスタート…JFL鈴鹿が前代未聞の挑戦!JFL及びJ史上初の外国人女性監督を招聘

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 鈴鹿アンリミテッドFCが前代未聞のチャレンジだ。9日、クラブ公式サイト上でスペイン人女性のミラグロス・マルティネス・ドミンゲス氏が、トップチームの監督に就任することを発表した。外国人女性監督は、日本フットボールリーグ(JFL)およびJリーグ史上初のことだという。

 Jリーグ加盟を目指す鈴鹿は、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2018決勝ラウンドで2位に入り、JFL昇格の権利を獲得。昨年12月の理事会で正式にJFL参加が承認された。

 クラブ公式サイトによれば、「日本で4番目のカテゴリーから下克上を目指す為に、他クラブがしたことのない新しいチャレンジが必要」と考え、女性監督の招聘に動いた。そこでGoogleで『サッカー 女性 監督』の検索から始め、多くのスポーツエージェント、代理人に女性監督を依頼。また、同時に女性監督就任における問題点のヒアリングを関係各所に行った。

 色々な候補が上がる中、スペインで長く指導されている佐伯夕利子さんにミラ監督を紹介してもらうことに成功。ミラ監督は、スペイン女子リーグのアルバセテ・バロンピエを4シーズン率いた経験があり、日本のS級に相当するUEFAプロライセンスを取得しており、JFL事務局からも女性監督就任に関しては問題ないとの回答を得て、獲得に踏み切ったという。

 クラブは「私たちは、一流の男性監督と比べても引けをとらないサッカーインテリジェンスを有しているにも関わらず、なかなか機会を得にくい女性監督に大いなる可能性を感じております。彼女自身、男子のトップチーム率いた経験はありませんが、本人にとっても新しい挑戦に、熱い情熱を有しており、今シーズンを共に戦い、結果を残してくれると期待しております」と評価している。

 また、ミラ監督は就任に際して「まず始めに、来季の監督の機会を私に用意していただいた鈴鹿アンリミテッドFCに感謝したいです。また女性に男子チームを率いる機会をくれたことにも感謝しています。日本のような国でチームを指導できて、とっても嬉しく、ワクワクしています。日本の文化、日本のサッカーを知ることは、私の夢の実現の一つです。クラブの目標を達成すると共に、スペインサッカー界で培ったやり方を鈴鹿でお見せしたいと思っています。このチャレンジは、私にとって、とても美しく、魅惑的です。そして勝てるチームを作るために選手達のベストを引き出したいと思います。本当にありがとうございます。ミラと呼んでください。ご声援よろしくお願いいたします。行くぞ!鈴鹿!」と意気込みを語っている。

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