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「前半はやりたいサッカーに固執しすぎた」原口がベンチの乾と見い出した修正点

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同点ゴールをアシストしたMF原口元気

[1.9 アジア杯F組第1節 日本3-2トルクメニスタン アブダビ]

 5-4-1でゴール前を固めるトルクメニスタンを相手に、日本代表は前半、大いに苦しんだ。しかし、後半の修正はさすが。3得点で逆転勝ちできた要因の一つはMF原口元気(ハノーファー)のスタートポジションの変化だった。

「前半はサコくん(大迫)に『中にいて、そこから裏に走ってくれ』と言われたけど、相手が3バックだったこともあって、付きやすそうにしていた」

 チームは前半、非公開練習の中で徹底して取り組んできた“中央でのコンビネーションプレー”でゴールをこじ開けようとプッシュし続けた。しかし、引いた相手を崩す前に密集地でボールを絡め取られてしまい、ゴールに迫ることができなかった。

 何かを変えなければいけない。そう考えた原口はハーフタイムにベンチで戦況を見つめていたロシアW杯組のMF乾貴士と打開策を検討。「乾くんとも話をして、やはり幅を取った方がいいんじゃないか、中に入るにしてもそこから中に入る方がいいのではないかということになった。それを実践してみたらうまくいった」と明かした。

 後半11分には原口のパスを中央で受けた大迫が巧みな切り返しで相手をかわし、1-1の同点に。そして、その4分後にはDF吉田麻也のロングフィードを原口が頭でDF長友佑都にパスしたところで相手守備陣が連携ミス。大迫が無人のゴールに2点目を沈めた。

「前半、上手くいかなかった要因として、やりたいサッカーに固執しすぎた。中でのコンビネーションをしたいがゆえに幅がなかった。ただ、後半、自分たちでうまく修正できたのは良い勉強になった。正直、こんなに苦しむとは思わなかったけど、チームとして良い勉強になった」

 原口は安堵した。経験値と修正能力でトルクメニスタンを上回っての勝ち点3だった。

(取材・文 矢内由美子)

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