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「この結果は驚き」トルクメニスタン監督は惜敗に胸張る

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前半26分にカウンターから先制点を決めたトルクメニスタン

[1.9 アジア杯F組第1節 日本3-2トルクメニスタン アブダビ]

 アジアカップ初勝利には届かなかったが、最多4度の優勝を誇る日本代表を大いに苦しめた。FIFAランキングでは日本の50位に対し、トルクメニスタンは127位。ヤズグリー・ホジャゲルディエフ監督は2-3の惜敗という結果に「日本がほとんどボールを支配すると思っていたので、この結果は驚きだった」と率直な感想を述べた。

「我々の選手たちはよくやった。いいパフォーマンスをした」。前半26分、相手のミスを突いてカウンターから先制点。試合後の記者会見では「前半のカウンター攻撃は日本対策だったのか」と問われ、「そのとおり。前半はあと何点か入っていてもおかしくなかった」と胸を張った。

 ところが、1点リードで折り返した後半11分と15分に連続失点。1-2と逆転を許すと、後半26分には3失点目を喫した。「後半は集中力を欠いてしまい、残念な展開になった」と悔やんだ指揮官は「後半、疲れは確かにあったが、それよりも敗因は集中力の欠如だ。日本のように国際試合の経験がないことも影響したと思う」と冷静に振り返った。

 それでも後半34分にPKで1点を返し、その後もたびたび日本ゴールに迫った。初戦で勝ち点を取ることはできなかったが、今後につながる試合内容だった。13日の第2戦ではこの日、オマーンに2-1で勝ったウズベキスタンと対戦する。「まだ終わったわけではない。次の試合がとても大事な試合になる」。ホジャゲルディエフ監督は表情を引き締めた。

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