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波乱の仏リーグ杯! PK3回献上のパリSGが準々決勝敗退…6年ぶりに頂点の座から陥落する

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パリSGが準々決勝敗退

[1.9 フランスリーグ杯 パリSG1-2ギャンガン]

 クープ・ドゥ・ラ・リーグ(フランスリーグ杯)は9日に準々決勝を行い、パリSGギャンガンに1ー2で敗れた。5連覇していたパリSGは、6年ぶりに王座陥落となった。

 パリSGは4-2-3-1の布陣を敷く。中盤にはMFユリアン・ドラクスラーとMFマルキーニョスのボランチを配置。前線は左に19歳のMFムサ・ディアビ、右にはMFアンヘル・ディ・マリアを起用し、トップ下にFWネイマール、最前線にはFWキリアン・ムバッペが入った。

 前半はパリSGがほぼ試合を支配するものの、ギャンガンの固いブロックを破ることができず、0-0で折り返す。するとパリSGは、後半からマルキーニョスに代えてMFマルコ・ベッラッティ、ディ・マリアに代えてFWエディンソン・カバーニを投入した。

 センターラインの軸2枚を投入したことで、パリSGはさらに加速度的にゴールに迫る。しかし後半15分、DFトーマス・ムニエが自陣内でMFリュドビク・ブラスの足を踏んでPKを献上してしまう。絶体絶命のピンチを迎えるが、FWマルクス・テュラムのPKはゴール上に大きくはずれ、パリSGは命拾いをした。

 するとパリSGは隙を突き、一気にカウンターを仕掛ける。後半17分、右サイドのムニエが山なりのクロスを上げると、ファーサイドのネイマールが走り込んで強烈なヘディングシュート。大ピンチの直後にゴールネットを揺らしてみせた。

 しかしギャンガンも諦めない。後半33分、MFマルクス・ココがパリSGの最終ラインを抜けてPA右に進入すると、DFファン・ベルナトに倒されて再びPKを獲得する。同36分、MFイェニ・エングバコトが冷静にゴール左隅に決め、ギャンガンが試合を振り出しに戻した。

 試合は後半アディショナルタイムに再び動く。ギャンガンはテュラムが中盤からドリブルで独走。PA内まで入り込んだところでDFティロ・ケーラーに倒されて再三のPK獲得となる。テュラムはゴール左に豪快にシュートを打ち、GKアルフォンス・アレオラに触れられるも、そのままゴールに突き刺した。

 試合はそのまま終了し、ギャンガンが2-1で逆転勝利。パリSGは準々決勝で敗退となり、2014年から続いた優勝が6年ぶりに途絶えた。

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