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FC東京一筋10年のMF米本拓司が名古屋へ…「本当に苦渋の決断、迷った末の決断でした」

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MF米本拓司が名古屋に完全移籍

 名古屋グランパスは11日、MF米本拓司(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。

 米本は2009シーズンにFC東京でプロデビューを飾ると、10年間クラブ一筋でプレーし、J1リーグでは214試合に出場していた。FC東京の公式サイトでは、「高卒で東京に加入し、10年という時が経ちました。大怪我を3回して、つらいことの方が多かったと思いますが、ファン・サポーター、チームメイト、スタッフの方々が支えてくれたおかげで、10年間を過ごすことができました」とコメント。移籍を経緯を語っている。

「本当に苦渋の決断、迷った末の決断でした。本当にこのチームが大好きですし、このクラブの成功を心より願っています。もう一回チャレンジをして、自分の可能性を信じて移籍するので、東京のみなさんには『嫌な選手だ』と思ってもらえるように頑張ります」

「ここでは10年間の想いは語りきれません。この文面だけでは表現できないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。これからは違うチームとなりますが、応援してもらえるとうれしいです。本当に10年間お世話になりました」

●MF米本拓司
(よねもと・たくじ)
■生年月日
1990年12月3日(28歳)
■身長/体重
177cm/70kg
■出身地
兵庫県
■経歴
伊丹高-FC東京
■出場歴
J1リーグ:214試合5得点
J2リーグ:1試合0得点
J3リーグ:13試合0得点
カップ戦:37試合3得点
天皇杯:19試合0得点
ACL:12試合0得点

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