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戦術家サッリ、W杯を見ない理由「学ぶことが何もない」「もちろん、チェルシーはイングランド代表より強い」

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戦術家のマウリツィオ・サッリ監督

 チェルシーマウリツィオ・サッリ監督は、昨年の夏に行われたロシア・ワールドカップを見なかったようだ。

 2018年夏にナポリからチェルシーにわたったサッリ監督は、現代フットボール界屈指の戦術家として知られている。サッリ監督は、チームとして共にする期間が非常に短くなる代表戦では、戦術面でクラブに大きく劣ることを強調し、サッカー界最大の祭典さえも「見ていない」と話している。

「私はワールドカップを全然見ていない。ワールドカップの試合は見ないね。私は代表チームが嫌いだ。なぜなら、そこには(戦術的に)学ぶべきことが何もないからだ」

 イングランド代表はロシアW杯で28年ぶりにベスト4入りを果たした。現在は多くのタレントが揃うが、「チェルシーはイングランド代表に勝てるか?」と尋ねられると、サッリ監督は自信をもって、「もちろん、そう思う」と語った。

「どんな監督も私と同じように思っていると思うよ。口に出すのは珍しいだろうけどね。30日で良いチームを形成するなんて不可能なんだ。ワールドカップのどんなチームでも、トップレベルのクラブチームよりも強いなんてことはない」

「それは普通のことだ。クラブではチームをオーガナイズする時間がある。代表チームではそれがないんだ。だから、EUROやワールドカップでオーガナイズされたチームを見るのは困難だ。単に時間による問題なんだよ」

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