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中島翔哉の市場価値が22億円以上に…最高額の日本人選手は2位との差をさらに広げる

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MF中島翔哉の市場価値が22億円以上に

 ドイツ『transfermarkt.de』のポルトガル版は11日、ポルトガル1部リーグでプレーする選手たちの市場価値を更新。すでに最高額の日本人選手とされていたMF中島翔哉の市場価値がさらに上昇した。

 選手それぞれのパフォーマンスや将来性、市場効果やユーザーの意見などを考慮して市場価値を評価する『transfermarkt』だが、今回はポルトガル1部クラブに所属する選手たちのデータが更新の対象に。単独トップに躍り出たのはポルトに所属し、昨年9月にブラジルA代表でデビューした20歳のDFエデル・ガブリエウ・ミリトン。昨夏にサンパウロからポルトに移籍してから2段階に渡って800万ユーロ(約10億円)から3500万ユーロ(約43億6300万円)へと市場価値が跳ね上がっている。

 2位タイは同じくポルトでプレーするブラジル人DFアレックス・テレス(2500万→3000万ユーロ(約37億4000万円))、そしてベンフィカのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(2600万→3000万ユーロ)。ポルト、ベンフィカの選手たちが上位を占める同リーグ市場価値ランキングだが、ポルティモネンセの中島は3大クラブ以外の先頭として14位タイにランクイン。昨夏には800万ユーロ(約10億円)とされていたウィングは、11月には1500万ユーロ(約18億7000万円)と急騰すると、その2か月後にはさらに1800万ユーロ(約22億4400万円)へのアップを記録した。

 昨年11月時点にすでに市場価値が日本人選手では最高となっていた中島だが、現在2位につけるニューカッスル所属のFW武藤嘉紀の市場価値1000万ユーロ(約12億4700万円)の1.8倍とのこと。『transfermarkt』でポルトガルサッカーを担当するマルセル・デ・アルメイダ氏は、そんな中島について「彼にはポルトガル3強行きの噂が浮上していたが、もはやこれらクラブは手が届かなくなっている。ポルティモネンセはプレミアリーグからの2000万ユーロ(約24億9300万円)前後のオファーも拒否しているようだ。特にウルヴァーハンプトンがナカジマに強い関心を示していた」とのコメントを残している。

 なおポルティモネンセに所属する日本とブラジルの国籍を持つと見られるMF亀倉龍希の市場価値は10万ユーロ(約1200万円)とする同ウェブサイトだが、サガン鳥栖からの移籍が正式に発表されていない日本代表GKの権田修一もポルティモネンセの一員として含まれており、その市場価値は昨年1月に比べて40万ユーロ増の100万ユーロ(約1億2500万円)と掲載されている。

 なお『transfermarkt』による日本人選手市場価値のトップ10は次のとおり。(※所属リーグによって更新日が異なる)

1位 中島翔哉(ポルティモネンセ、1500万→1800万ユーロ)
2位 武藤嘉紀(ニューカッスル、1000万→1000万ユーロ)
3位 香川真司(ドルトムント、1100万→800万ユーロ)
3位 酒井宏樹(マルセイユ、800万→800万ユーロ)
5位 堂安律(フローニンゲン、250万→750万ユーロ)
6位 吉田麻也(サウサンプトン、700万→700万ユーロ)
7位 大迫勇也(ブレーメン、600万→600万ユーロ)
7位 冨安健洋(シントトロイデン、35万→600万ユーロ)
9位 岡崎慎司(レスター、600万→500万ユーロ)
9位 乾貴士(ベティス、750万→500万ユーロ)
9位 南野拓実(レッドブル・ザルツブルク、400万→500万ユーロ)

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