アーセナルのウナイ・エメリ監督は、MFメスト・エジルがウエスト・ハム戦を欠場したことについて口を開いた。

　12日に行われたプレミアリーグ第22節で、アーセナルは敵地でウエスト・ハムと対戦。エジルを欠いて迎えたこの試合、アーセナルは後半早々にウエスト・ハムに先制点を許す苦しい展開に。60%近くもポゼッションを高めたが、司令塔を欠いたこともあり決定機を生み出せず、最後までゴールを奪えなかったアーセナルは0-1で敗れた。

　この敗戦で4位チェルシーとの勝ち点差が「6」にまで広がったアーセナル。試合後の会見でエメリ監督に対しては、欠場したエジルについての質問が相次いだ。背番号10には様々な憶測が流れているが、指揮官はあくまでベストメンバーを送り出したまでと話している。

「私はこの試合を戦う上でベストのメンバーを選んだ。我々は彼(エジル)とともに勝利を手にするし、彼と一緒に負ける時もある。今週、彼はいつも通りに練習を行った。この試合は今日いたメンバーで戦う決断を下したまでだ」

「今日のメンバーはこの試合を戦うに相応しい選手たちだ。我々には勝つ可能性だってあるし、負ける可能性だってある。全員がチームにとって必要な選手たちで、我々は全員とともにこれからも戦い続ける」

　膝のケガにより、この試合までの直近の3試合を欠場していたエジル。今シーズンは幾度となく“戦術的な理由”でメンバーから外れることもあり、エメリ監督との確執もささやかれている。リーグ戦ここ6試合で3敗目を喫するなど調子を落とすアーセナルだが、次節チェルシーとの“ビッグ・ロンドンダービー”でプレーすることはあるのだろうか。

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