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選手権での最多着用スパイクは?スタメン全528名の着用スパイク集計、ランキング発表

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第97回全国高校サッカー選手権での最多着用スパイクは?

 第97回全国高校サッカー選手権に出場した全48校のスタメン11名の合計選手数は計528名。今回、選手権の初戦でスタメンとなった11名の着用スパイクを全チーム分すべてゲキサカで独自リサーチし、全国高校サッカー選手権での最多着用スパイクランキングを算出した。


 選手権での最多着用スパイク第1位は、計58名が着用したミズノ『モレリアNEO2』だ。『モレリアNEO2』は今年度のインカレ(全日本大学選手権)でも着用数1位に輝いており、高校生や大学生から圧倒的な人気を得ていることを物語る結果となった。ポジション別での着用率はGK1名、DF16名、MF30名、FW11名という割合でMFからより多く選ばれているということが判明。”軽量、柔軟、素足感覚”のモレリアのコンセプトを現代テクノロジーでさらに進化させ、片足重量195g(27cm)の軽さを実現しながら素足感覚のフィット感も生み出してくれるのが特長。軽くてフィット感が良くて違和感がほぼ無いという履き心地の良さが多くの選手権出場プレーヤーから選ばれている理由だと言えるだろう。


 次いでプーマ『ワン』が計55名で2位にランクイン。高校サッカー選手権をサポートしているプーマのフィッティングコンセプトスパイクだ。柔らかなカンガルーレザーとニット素材を採用したアッパーによって足をしなやかに包み込むフィット感が特長。浜松開誠館高のスタメン11名全員が『ワン1』を着用するという事象もあった。プーマのスパイクではもう一方のシリーズとして『フューチャー』というスパイクもラインナップされているが『フューチャー』は計36名が着用していたため、今大会では『フューチャー』よりも『ワン』の方が多く選ばれた結果となった。今大会5得点を決めたFW藤井奨也(立正大淞南高)や3得点のFW中川歩夢(瀬戸内高)らが『ワン1』を着用。


 3位には計44名が着用したアディダス『コパ』がランクイン。2018年11月にフルモデルチャンジした『コパ19』はカンガルーレザーとニット素材を融合した革新的なアッパーによって柔軟に足全体へジャストフィットするのが特長のスパイクだ。12月上旬に発売されてからわずか数週間の間に選手権プレーヤー44名から勝負スパイクに選ばれたのは『コパ』の抜群の足なじみ、フィット感の良さが受け入れられたからだと言えるだろう。流通経済大柏高の背番号10MF熊澤和希やDF中村拓海(東福岡高)らが『コパ』を着用。


 4位には計39名が着用したナイキ『マーキュリアル』がランクイン。軽さとホールド性とアウトソールの反発性を兼備しプレーヤーのスピード・加速を最大限アシストすることを追求した軽量スピードコンセプトスパイクだ。MF檀崎竜孔(青森山田高)、MF加瀬直輝(尚志高)らが着用。


 ミズノ『モレリア2』が計37名で5位にランクイン。ミズノのモレリアシリーズのロングセラーモデル。『モレリアNEO2』、『モレリア2』ともにランキング上位にランクインしたことで相変わらずのモレリア人気がデータとして表れた。


 第97回全国高校サッカー選手権のスタメン全528名の着用スパイクをブランドごとに集計した結果はアディダス126名、ナイキ118名、ミズノ118名、プーマ101名、アシックス39名、アンダーアーマー9名、ニューバランス9名、アンブロ4名、アスレタ2名、ヒュンメル1名、アドラー1名という着用率になった。

■高校サッカー選手権最多着用スパイクランキング
1位:58名
ミズノ『モレリアNEO2』

2位:55名
プーマ『ワン』

3位:44名
アディダス『コパ』

4位:39名
ナイキ『マーキュリアル』

5位:37名
ミズノ『モレリア2』

6位:36名
プーマ『フューチャー』

7位:30名
アディダス『エックス』

8位:27名
アディダス『プレデター』

9位:26名
ナイキ『ファントムビジョン』

10位:19名
ナイキ『ティエンポ』

●【特設】高校選手権2018

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