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[MOM2803]青森山田MF檀崎竜孔(3年)_6年間分のありがとう「信じてやってきて良かった」

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青森山田高(青森)MF檀崎竜孔(写真協力・高校サッカー年鑑)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.14 選手権決勝 青森山田高 3-1 流通経済大柏高 埼玉]

 試合終了のホイッスルが吹かれる。青森山田高(青森)が2年ぶりに選手権を制した瞬間だ。2ゴールを奪って勝利の立役者となったMF檀崎竜孔(3年)の目からは涙がこぼれ落ちた。

 札幌内定MFが大舞台で躍動した。流経大柏に先制を許して迎えた前半40分、右サイドをFW佐々木銀士(3年)が抜け出すと、「銀士が良い走りで背後に抜けたので、あとは自分がスプリントして中に入って合わせるだけだった」と佐々木からグラウンダーのクロスを呼び込むと、左足で丁寧に合わせて同点ゴールを奪取。さらに後半18分には、右サイドを切り裂いたMFバスケス・バイロンの折り返しを右足で蹴り込んだ。

「バイロンは相手にとって脅威だったので、そこに対して自分は入るだけだった。マイナスのボールで、走ってきた仲間もいたので遠慮しようと思ったけど打とうと思い、冷静に流し込めて良かった」

 そして、後半43分にはFW小松慧(3年)がダメ押しゴールを奪い、3-1の逆転勝利を収めた。

 青森山田中に入学した檀崎は、3年時に出場した第46回全国中学校サッカー大会を制し、DF三國ケネディエブスとともに得点王に輝いた。あれから3年後、“自分たちの代”で今度は高校選手権を制覇した。試合終了を告げるホイッスルが吹かれると、青森山田での6年間が蘇り、自然と涙が流れた。

「本当に苦しい、つらい思いをしてきた6年間だったけど、青森山田で信じてやってきて良かった。仲間と乗り越えられてこれたので仲間に感謝したいし、いろんな方々に支えられて、青森山田が、今の自分がいると思っているので感謝の気持ちでいっぱいです」

 卒業後には札幌に加入してプロサッカー選手としての歩みを始める。「まずはプロでやれるだけの体づくりをして、技術も伴わないと試合には出られないので、しっかりと土台を作ってやっていきたいし、開幕スタメンを狙う気持ちでがむしゃらにやっていきたい」と新たなステージでの飛躍を誓う。

(取材・文 折戸岳彦)

●【特設】高校選手権2018

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