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元伊代表MFが考える王者ユベントスの実力「タバコをくわえたままでも勝ちそう」

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セリエAで首位を快走するユベントス

 キエーボに所属する元イタリア代表MFエマヌエレ・ジャッケリーニが、『Goal』のインタビューに応じ、古巣ユベントスとの対戦に意欲を見せた。

 ジャッケリーニは2011年夏から2シーズンにわたってユベントスでプレーしたのち、サンダーランド、ボローニャ、ナポリを経て、1年前からキエーボで活躍している。21日には、セリエA第20節において古巣であるユベントスと敵地で対決することになるが、元イタリア代表MFは王者との力の差を認めつつ、対戦に意欲を燃やしている。

「もちろん出発する前からあきらめることはしない。あきらめてしまうなら、最初からベローナに残った方が良いだろう。だがトリノ遠征が非常に難しいことは確かだ。それに今シーズンのユーベは、本当にすごい。あまりに多くの王者たちが所属しているので、タバコを口にくわえたまま、汗を流すことすらなく、勝ててしまえるのではないかと印象を受ける。だがサッカーにおいてはピッチで表現するべきだと言うことを、僕らも心得ている。当然、ユベントスを困難に陥れることができるよう挑戦するつもりだ」

 ジャッケリーニが所属していた頃とは違い、現在ユベントスにはFWクリスティアーノ・ロナウドも加わり、チャンピオンズリーグ(CL)の舞台においてもその存在感を発揮できるチームとなった。

「僕がプレーしていた頃よりもチームとしての自覚が高くなった。僕のときは、CLに復帰して顔を出したところだったが、現在はもう何年も前から主役を演じている。クリスティアーノ・ロナウドが加わり、心理面も含めてさらに進化した。彼は素晴らしいね。実際に対戦してみると、彼がどれほど唯一無二の選手であるかを実感できるよ。普通のサッカー選手とはかけ離れたことをする。“良い選手”がいてその上に“王者”がいる。さらにその上が彼の場所だ。当然、今のユーベなら優勝を目指せるはずだし、むしろ目指さなければならないと思う」

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