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DF田上大地「地元というのが大きかった」柏への移籍

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長崎から柏へ移籍したDF田上大地は3番を背負う

 V・ファーレン長崎から柏レイソルへ移籍してきたDF田上大地は、「地元というのが大きかった」と移籍の決め手を明かした。

 千葉市出身の田上は、高校年代では流通経済大柏高に所属していた。流通経済大柏3年次はキャプテンとしてチームを牽引し、インターハイベスト4入りに大きく貢献した。DF登録ながらFWとして活躍し、インターハイ得点王を獲得し、優秀選手にも選出されている。14日の選手権決勝はテレビで観戦していたといい、「流経らしいサッカーだなと。形は特にないんですけど、強いのが流経。でも、山田のほうがスタイルがあって、そこの差だったかな」と流通経済大柏と青森山田との一戦を振り返った。

 流通経済大学時代にDFに戻りプロ入り。昨季までの3シーズンは長崎の主力としてプレーしていた田上は、昨季は自身初のJ1リーグを戦い27試合に出場。柏との対戦では、第9節のホーム戦で先発フル出場している。「レイソルはいい選手もたくさんいる。それでも(J2に)落ちてしまったのは、やっぱり厳しいリーグなんだなと感じました」。自身のチームの降格もさることながら、柏の降格に少なからずショックを受けたという。

 今季、田上にとって2年ぶりとなるJ2が舞台となる。「とにかくチームが盛り上がるように、コーチングをやっていきたい。J1に絶対に戻らないといけないですし、レイソルはJ1で優勝するくらいのチームだと思う。勝利に貢献していきたい」。25歳のセンターバックは、J1の舞台へ還ることを誓っていた。

(取材・文 奥山典幸)

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