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出場停止にも注意…警告1枚の酒井宏樹「負けに行く試合はない」

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累積警告1枚の日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)

 グループ2位での決勝トーナメント進出はまったく考えていない。日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)は控え組中心で臨むとみられるグループリーグ第3節ウズベキスタン戦を前に「総力戦なので全て勝ちたい。負けに行く試合はないし、全部勝てれば良いと思う」とキッパリと述べた。

 グループリーグ2連勝を果たし、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた日本。内容面では向上の余地があるものの、選手たちからは一様にポジティブな言葉が続いている。大会前から『課題が出ること』の大切さを語っていた酒井も「結果は出ているので、日本の皆さんもそうだと信じている」と笑顔を見せる。

「簡単な試合はないし、見ている人もよく分かると思うけど、実際に中東の試合になれば、中東の選手たちのコンディションはとても良い。その中で勝ち点3を取れているのはすごく良いことだと思う」。前向きさの根拠は何よりも大事な結果。だからこそ次戦でも「勝つことだけを考えている」とブレることはない。

 ここまで2試合にフル出場し、初戦では警告を受けており、決勝トーナメントでの出場停止を避けるためには次戦を欠場する可能性が高い。さらなる先を見据えて「相手はシミュレーションもすごいので、ペナルティエリア内では繊細になる必要がある。(準々決勝で)VARが入るまではしっかりと気をつけたい」と語った。

(取材・文 竹内達也)

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