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“優勝請負人”ネルシーニョ監督が5年ぶりに柏に復帰「いま自信に満ち溢れています」

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新任のネルシーニョ監督、井原ヘッドコーチ、栗澤コーチ、ディオゴフィジカルコーチ

 万雷の拍手がサポーターの期待の大きさを物語っていた。15日に行われた「2019柏レイソルスタートミーティング」では、新加入選手が登場し、新背番号が発表されたが、一番の盛り上がりどころはネルシーニョ新監督の登壇だった。

 2009シーズンの途中に柏の監督に就いたネルシーニョ監督は、チームのJ2降格を止めることはできなかったものの、翌年にJ2で優勝して1年でのJ1復帰を決めると、2011シーズンには史上初の昇格1年目でのJ1優勝という偉業を成し遂げた。その後も2012年に天皇杯、2013年にナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)と毎年国内タイトルを獲得し、クラブW杯で4位、AFCアジアチャンピオンズリーグでベスト4と国外でも好成績を残していた。

「またこういった形で戻ることができたこと、過去に同じアイデンティティを持った仲間たちと一緒に戦えることを非常にうれしく思っています」と壇上で語ったネルシーニョ監督は、「人間として、いち指導者として、レイソルを離れた期間に大きく成長させてもらいました。いま自信に満ち溢れています」と語り、9年前と同じく1年でJ1に戻ることを誓った。

 サポーターが期待を寄せるのは指揮官ばかりではない。ネルシーニョ監督の“右腕”として黄金時代を支えた井原正巳が、アビスパ福岡の監督を経て、ヘッドコーチとして再び柏に戻ってきた。「5年ぶりにレイソルに帰ってくることができてうれしく思っています。1年でJ1に戻るために、ネルシーニョ監督をしっかりとサポートして、チームのために自分の役割をまっとうし、シーズン終了後にはみなさんとJ1昇格の喜びを味わいたいと思います」と挨拶した。

 そして、“異例”とも言えるのが、昨季限りで現役を引退し、いきなりトップチームコーチに抜擢された栗澤僚一だ。「レイソルが良いときも悪いときもチームを引っ張ってくれた頼りがいのある選手でした。スパイクを脱いで、人生の分岐点を歩む中で、歩みをともにしていけるのをうれしく思う。彼の言葉は責任感に満ち溢れていて、彼の言葉は選手たちもリスペクトを持って聞いてくれると思う」とネルシーニョ監督からの信頼は厚い。現役時代は主力として数々のタイトル獲得に貢献し、ネルシーニョサッカーを知り尽くす栗澤コーチ。2011年のJ1優勝を知る選手は、MF大谷秀和とGK桐畑和繁のみとなった中、監督と選手をつなぐ存在としても期待がかかる。

 チームスローガンは、2010〜2014シーズンにも用いられた「VITORIA」。ポルトガル語で勝利を意味する言葉だ。再びJ1でタイトル争いに顔を出すチームをつくることができるのか。勝負の1年がはじまる。

(取材・文 奥山典幸)

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