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「サッカー界にとって大損失」チェフの引退発表を恩師モウリーニョが残念がる

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ジョゼ・モウリーニョ氏と引退を発表したペトル・チェフ

 ジョゼ・モウリーニョ氏は、ペトル・チェフの引退がフットボール界にとって大きな損失だと強調した。

 モウリーニョ氏とチェフは、ともに2004年夏にチェルシーに入団。デビューシーズンにプレミアリーグ優勝を飾ると、翌シーズンには連覇を達成する。また、両者は2014-15シーズンにもイングランドの頂点に立ち、その他にも1度のFAカップ優勝、3度のリーグカップ優勝をともに手にした。

 2015年からはアーセナルに活躍の場を移した現在36歳のチェフは15日、今シーズン限りでの引退を発表。これを受け、チェルシー時代の恩師に当たるモウリーニョ氏は、イギリス『スカイスポーツ』で守護神の引退を残念がった。

「あのような若い年齢のペトルにプレミアリーグのナンバーワンのユニフォームを渡せた監督であったことは名誉だった。あの日以降、彼が残した数字、パフォーマンス、クリーンシート、タイトル、そしてプロフェッショナリズムが全てを物語っている」

「これはフットボール界にとって大きな損失だ。しかし、彼が記してきた歴史が消去されることはない。あのような素晴らしいキャリアにたくさんの祝福を送りたい」

 また、現在では同じくロンドンに本拠地を置くアーセナルでプレーするものの、元所属先のチェルシーもチェフの引退に関して公式ウェブサイトにコメントを綴った。

「チェフは2004年夏にスタンフォード・ブリッジに移籍し、我々にとっての最高のゴールキーパーとしてだけではなく、史上最高のゴールキーパーの1人としてこれからも思い出されるだけのハイパフォーマンスを10年間、正守護神として続けた」

「元チェコ代表のキャプテンは、プレミアリーグタイトルを4度掲げ、2004-05シーズンには21試合ものクリーンシートを達成した。FAカップ、リーグカップ、ヨーロッパリーグ、そして、3つのペナルティをセーブしてトロフィー戴冠に大きく貢献したもっとも忘れることのできない2012年のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げた」

 プレミアリーグにおいて歴代最高の守護神とも呼び声の高いチェフのプレーを見られるのは残りわずかだ。

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