beacon

ユーベが今季初タイトル! C・ロナウド決勝弾で伊スーパー杯史上最多8度目の制覇に

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユベントスが今季初タイトル

[1.16 イタリアスーパー杯 ユベントス1-0ミラン]

 イタリアスーパー杯が16日にサウジアラビアで行われ、昨季セリエAとコッパ・イタリアを制したユベントスとコッパ・イタリア準優勝のミランが対戦。FWクリスティアーノ・ロナウドの得点により1-0で勝利し、ユベントスが今シーズン初タイトルを獲得した。

 1988年から始まった今大会では両者ともに7回優勝しており、この試合は最多優勝を懸けた大一番になる。FWマリオ・マンジュキッチを負傷で欠くユベントスは、4-3-3の布陣を敷き、最前線にはMFドウグラス・コスタ、FWパウロ・ディバラ、C・ロナウドを配置する。

 一方、ミランも体調不良のFWゴンサロ・イグアインがベンチスタート。同じく4-3-3の布陣で、新加入MFルーカス・パケタは左サイドハーフに入り、前線にはFWサムエル・カスティジェホ、FWパトリック・クトローネ、MFハカン・チャルハノールが並んだ。MFスソは昨年12月29日のセリエA第19節で退場処分となり、今大会で出場停止が適用されたため、欠場となっている。

 試合開始早々にミランが2度敵陣に進入。ユベントスもDFジョアン・カンセロからパスを受けたD・コスタが左足シュートを放つが枠外に。さらに同17分にはカンセロがPA右から右足シュートを放つが、ゴール左外へと逸れていった。同43分にはDFアレックス・サンドロのクロスをC・ロナウドが右足ボレーで合わせるが、枠外に流れた。

 前半を0-0で折り返すと、後半開始からミランにチャンス。カウンターからPA手前でチャルハノールが受け、相手のプレスでボールがこぼれたところを、クトローネがPA内で右足シュート。豪快に放った弾道は惜しくもクロスバーを直撃した。

 すると、後半15分に均衡が崩れる。ユベントスは左サイドのMFブレズ・マトゥイディが中盤に戻し、MFミラレム・ピャニッチが受ける。ミランの守備陣がラインを上げた瞬間、ピャニッチは浮き球パスを放ち、C・ロナウドが最終ラインを抜けてヘディングシュート。ユベントスが先制に成功した。

 ユベントスは後半20分にピャニッチに代えてMFエムレ・カンを投入。追いつきたいミランも同25分、カスティジェホに代えてイグアインを、パケタに代えてFWファビオ・ボリーニを途中出場させる。

 しかしミランは後半29分に最悪な展開を迎える。MFフランク・ケシエがカンのすねを踏んでしまい、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を用いた結果、一発退場となってしまった。

 数的不利のミランは反撃及ばず。ユベントスが1点を守り切り、1-0で3シーズンぶり8回目の優勝を遂げた。

●セリエA2018-19特集

TOP