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ドルトムント、バイエルン移籍を“禁止”?主力選手のライバルへの流出を阻止か

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 今後しばらくドルトムントに所属する選手がバイエルンに渡ることはないかもしれない。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が伝えた。

 2013年にはMFマリオ・ゲッツェ、翌年にはFWロベルト・レバンドフスキ、2016年にはDFマッツ・フンメルスをバイエルンに引き抜かれてきたドルトムント。これら主力選手の流出も響き、2011-12シーズン以降はリーグタイトルから遠ざかる一方で、バイエルンには昨夏までブンデスリーガ6連覇と1強状態を築き上げられている。

 だが、これからはリーグタイトルを巡ってバイエルンと張り合えるためにドルトムント幹部は内部でとある決断を下したようだ。『シュポルト・ビルト』はその例として、アメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチが移籍を要請したところ、幹部は最終的にはバイエルン以外への移籍のみを許す条件で移籍を容認したことを挙げている。レンタルバックという形で今シーズンいっぱいはドルトムントに残り、夏にはチェルシーに加入が決定した同選手だが、バイエルン移籍の選択肢は与えられていなかったとのことだ。

 ドルトムントのハンス・ヨアヒム・バツケCEO(最高経営責任者)は昨年11月、3-2で勝利を収めたバイエルン戦後に『スカイ』で「うちの選手の1人が来年、バイエルンのユニフォームを着ることは除外できるだろう。これに関しては手を打っている。うちには(選手との契約には)契約解除条項は存在しない」と強調。今後新選手はドルトムントに加入する時点から、契約満了前のバイエルン行きはないと見ても良いのだろうか。

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