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ブラサカ女子日本代表合宿を19、20日に開催。菊島宙や齊藤舞香ら9人が参加予定

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男子日本代表のエース川村(左)と指示を聞く斎藤舞香

 日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は19、20日に東京・足立区の帝京科学大で行う女子日本代表合宿の概要および参加予定メンバーを発表した。

 今回の合宿は、2月23日に行われる国際親善試合「さいたま市ノーマライゼーションカップ2019」に向けた強化の場で、新たに日本代表強化指定選手に選ばれたFP竹内真子(兵庫サムライスターズ)がこの合宿より参加する予定。今回選ばれているFP齋藤舞香は12日、千葉県内で行われた男子の日本代表合宿の練習にも自ら志願して部分参加し、スキルアップにどん欲な姿勢を見せた。

 国際親善試合直前の2月21~22日には、日本で初開催となる国際視覚障害者スポーツ連盟(IBSA)主催の「IBSA 女子トレーニングキャンプ2019 supported by 田中貴金属グループ」が開催され、世界中から女子ブラインドサッカーの選手が来日予定。女子日本代表はそのトレーニングキャンプで結成された「IBSA 世界選抜チーム」と対戦する。

 2001年に日本にブラインドサッカーが導入されて以降、女子は男子に混ざってプレーをしなければならない状況が続いていたが、2017年4月1日付で女子日本代表チームが発足し、同年5月に開催されたIBSA主催の初の女子選手を対象とした国際大会「IBSA女子ブラインドサッカートーナメント2017(オーストリア・ウィーン)」で優勝した。今後も国際試合を通してさらなる強化を図る。

【女子日本代表選手】(9名)
GK大作眞智子(埼玉T.Wings㉖)
GK本多さかえ(―㊸)
FP加賀美和子(buen cambio yokohama㊳)
FP菊島宙(埼玉T.Wings⑯)
FP工藤綾乃(Avanzareつくば㉝)
FP齊藤舞香(たまハッサーズ㉗)
FP鈴木里佳(コルジャ仙台ブラインドサッカークラブ㉘)
FP竹内真子(兵庫サムライスターズ㉔)★
FP橋口史織(ラッキーストライカーズ福岡㊳)
【注】本多の所属クラブはなし。★の竹内は今回初参加。

(取材・文 林健太郎)

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