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3年半経ってもファン・ハールへの恨みを忘れず?ディ・マリア「おかげでPSGで輝きを取り戻せた」

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 パリSGのFWアンヘル・ディ・マリアは、マンチェスター・ユナイテッド時代の指揮官であるルイス・ファン・ハール氏について口を開いた。

 2014年にレアル・マドリーから当時のイングランド歴代最高額である約5970万ポンド(当時約101億円)でマンチェスター・Uに加入したディ・マリア。しかし、オールド・トラッフォードで十分な活躍をできず、わずか1シーズンでクラブを退団した。

 当時の指揮官であるファン・ハール氏からディ・マリアはミスを度々非難され、時間とともに状態やパフォーマンスを落としていった。『France Blue』で苦難のマンチェスター・U時代について振り返った同選手は、オランダ人指揮官に向けて皮肉ともとれる発言を残した。

「1年だけしかいなかった。僕のキャリアの中でベストな時ではなかったし、むしろ最高の時を過ごさせてもらえなかった。当時、コーチとの間に複雑な問題を抱えていた。でもそのおかげで、僕はPSGに加入できたし、僕自身をもう一度証明することができている」

 現在、ディ・マリアはPSGで3年半にわたりプレー。今シーズンのリーグ・アンで2位以下に勝ち点13差をつけ、またチャンピオンズリーグでもグループを首位で通過するなど好調を続けるチームを支える活躍を見せる。そして、2月にはマンチェスター・UとCLベスト16で対戦する。

 古巣との対戦を前にディ・マリアは、ジョゼ・モウリーニョ前監督時代の大不振から立て直し、オレ・グンナー・スールシャール監督下で蘇ったレッドデビルズについて「マンチェスター・ユナイテッドは新しい監督とともに大きく変わり、ここのところ負けていない」と警戒感を示し、この一戦向けてコメントした。

「今年のチャンピオンズリーグのスタートは良くなかった。敗退しそうだったところからリバプールとレッドスターに勝利した。この2試合は大きく、決定的なものだった。今はとにかく自分たちのことだけを考えなくてはならない。僕たちが上手くやれれば、全てが上手く行くはずだ」

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