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混沌する得点王争いにユベントス指揮官「C・ロナウドにライバルの刺激は必要ない」

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ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド

 ユベントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリが20日、キエーボ戦の前日記者会見に出席し、意気込みを語った。

 16日、サウジアラビアで行われたイタリアスーパーカップでミランに勝利し、今シーズンまず1つ目のタイトルを獲得したユベントスだが、21日にはセリエA後半戦の初戦となる第20節でキエーボと対戦する。アッレグリは順位表で最下位の相手にも気を緩めない。

「キエーボに対するリスペクトを欠かさず、良い試合をしなければならない。慎重になりすぎるのが一番危険だ。そうなればすべてが危うくなる。フィジカルコンディションやプレーの質を高めるために毎日、トレーニングに打ち込み、ピッチで苦しむ覚悟で臨まなければならない。さもなければ常に好不調の波が出てしまう。明日は最初から攻撃的な試合を見せたい」

■得点王争い暫定首位はC・ロナウドら3人

 なお今節、アタランタのFWディエゴ・サパタがフロジノーネ戦でポーカー(1試合4得点)、サンプドリアのFWファビオ・クアリャレッラがフィオレンティーナ戦でドッピエッタ(1試合2得点)を記録したため、得点王争いでトップのFWクリスティアーノ・ロナウドの14得点に並んだ。だがユーベ指揮官はC・ロナウドに外部の刺激は必要ないと断言。「サパタの4ゴールでクリスティアーノを刺激する必要はない。チーム全体と同様に彼自身でモチベーションを高めている」と述べた。

 またケガで欠場するFWマリオ・マンジュキッチに代わり、FWパウロ・ディバラが先発する見込みとなっている。アッレグリはアルゼンチン人FWを鼓舞した。

「ディバラは重要な選手だ。彼は試合中、常にチャンスをつかむ。だが今シーズンはC・ロナウドの加入により、フィニッシュまでの展開がより早くなった。それでもパウロは前半戦に非常に良いプレーをしていた。今後もこれまで通りか、むしろさらに成長してほしい。できる限り好成績を残すためには全員が一歩前進しなければならない」

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