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元伊代表DFが円熟期を迎えたキエッリーニに賛辞「美味いワインのようなトラクター」

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 元イタリア代表DFニコーラ・レグロッターリエ氏が、20日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、ユベントスに所属する34歳のDFジョルジョ・キエッリーニを称えた。

 現役時代、ユベントスなどで活躍したレグロッターリエ氏は、自身の古巣で主将を務めるかつての同僚キエッリーニについて持論を展開した。

「ジョルジョ・キエッリーニは美味いワインに似ている。年を重ねるごとに熟成していく。彼は今、キャリアで最高のシーズンを過ごしている。それに全員にとって模範となる選手だ。彼は現在、世界最高峰のDFトップ3に入るだろう。彼は円熟期を迎えた。我々ディフェンダーは30~35歳頃にベストのパフォーマンスが出せると思う。キエッロもそれを証明している」

 レグロッターリエ氏は、2009年に若きキエッリーニとコンビを組んだ経験も持つ。元イタリア代表DFは当時を振り返りつつ、ユーベの主将を称賛した。

「彼が将来、王者になるだろうことは見て取れた。当時はサイドバックを務めていたが、(クラウディオ)ラニエリが私の隣に据えて、センターバックに挑戦させた。その直感は正しかったと言える。練習の後も残って、一緒に動きを確認したり、山ほどアドバイスを出したりしていたよ」

「例えばCBが彼の適正ポジションであるとかね。私の考えは正しかったよ。すぐに驚くほどのパフォーマンスを見せていたしね。力やスピード、それに闘争心もある。キエッロは見た目がきれいではないから、メディア的にハンデを背負っていると思う。技術的に目を見張るものがあるわけではないが、ディフェンダーとしてはトッププレーヤーだ。まるでトラクターのようで、ペナルティエリア内に風すら通さない」

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