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悲報が続くラニエリ、教え子の行方不明に悲痛「胸が張り裂けそうだ」

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行方不明になっているエミリアーノ・サラ

 昨季ナントを率いたクラウディオ・ラニエリ監督が、行方不明になっているFWエミリアーノ・サラについて「胸が張り裂けそうだ」と悲痛な思いを口にした。英『ミラー』が伝えている。

 アルゼンチン出身で28歳のサラは、今季リーグアンのナントで19試合12得点とゴールを量産し、今月19日にプレミアリーグのカーディフへクラブ史上最高額となる1700万ユーロ(約21億円)で移籍することが決まっていた。

 21日、サラは新チームに合流するため、フランスからウェールズに移動していたが、彼を乗せた小型飛行機が英チャネル諸島付近で消息を絶った。その後、捜索活動が行われたが、機体などは発見されず、捜索は夜間に中断。サラの生存は絶望視されている。

 昨季までナントを指揮し、昨年11月からフルハムを率いるラニエリ監督は、突然の悲報に「胸が張り裂けそうだ」とコメント。「エミリアーノはすばらしい人間だ。彼はファイターだよ。サッカー界の全員がポジティブなニュースを待っている。エミリアーノとご家族のために祈りを捧げたい」と、サラの無事を願った。

 サラの生存はまだ確認されていないが、ラニエリ監督にとって悲しい事故が続いている。昨年10月27日、“奇跡の優勝”に導いたレスター・シティのオーナーであるビチャイ・スリバッダナプラバ氏を乗せたヘリコプターがスタジアムの駐車場へ墜落。炎上してスリバッダナプラバ氏を含む搭乗者5名の死亡していた。

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