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ユベントス、ダルミアン獲得は断念か…カギとなる25歳MFが退団を拒否

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DFレオナルド・スピナッツォーラの放出を否定?

 ユベントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリおよびパベル・ネドベド副会長が21日、イタリアメディア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じ、DFレオナルド・スピナッツォーラの放出を否定した。

 ユベントスの下部組織出身のスピナッツォーラは、2012年以降、アタランタなど複数のレンタル先で武者修行を続けてきたが、昨夏ユベントスに復帰した。ひざのケガからも回復した25歳DFには、ボローニャなど複数クラブが熱い眼差しを送っている上、その放出がマンチェスター・ユナイテッドに所属するDFマッテオ・ダルミアン獲得の足掛かりになるため注目を集めていた。

 だがスピナッツォーラは残留の意思を固めており、ネドベド副会長も選手の残留を示唆。「スピナッツォーラが出てダルミアンが来る?昨夏、我々はユーベにふさわしいチームを用意した。現在もそれは変わらないと考えている。所属選手全員とも手放すつもりはない。偉業を達成できるはずだ」と述べた。ユーベ指揮官もまた元アタランタDFの残留を強調。「スピナッツォーラはユベントスの選手であり、ユベントスに残る」と訴えた。

 スピナッツォーラの移籍が実現しなければ、ダルミアンのユベントス加入も消滅することになる。ダルミアンはイタリア復帰に前向きで、ユベントスはすでに所属先のユナイテッドとも買い取りオプション付きのレンタルの条件で合意に至っていたが、スピナッツォーラが退団を拒否したことにより、ダルミアンの手続きもストップした。なおダルミアンにはインテルも関心を示しているとされており、今後の動向は注目されるところだ。

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