beacon

今度は報われる…VARでPK得た日本、堂安が決めて先制

このエントリーをはてなブックマークに追加

先制ゴールを決めた日本代表MF堂安律

[1.24 アジア杯準々決勝 日本-ベトナム ドバイ]

 アジアカップは24日、準々決勝を行い、日本代表とベトナム代表が対戦した。日本は後半12分、MF堂安律がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によって得たPKを決めて先制点を奪取。前半にはDF吉田麻也の得点がVARに取り消されていたが、今度は報われる形となった。

 日本は後半8分、MF原口元気のスルーパスに堂安が抜け出し、PA内で相手に倒されるもホイッスルは鳴らされず。そのままプレーは流された。ところがその後、プレーが切れた際に主審がVARの助言を受け、ピッチ脇モニターで該当シーンを確認。ベトナムに反則があったと認められ、日本にPKが与えられていた。

 VARはプレーがいったん切れて、その後再開されるまでは介入できるというルール。いずれのチームのチャンスシーンでなければ、インプレー中も介入することができるため、通常であれば介入までの時間差が空くことはそれほどないが、今回のようなケースもルール上は認められている。

 アジア杯では今大会からVARを導入しており、準々決勝から正式な運用がスタート。前半20分には吉田のヘディングシュートが決まったが、VARの介入でハンドリングがあったとして取り消され、大会史上初の判定修正が行われていた。試合は後半25分現在、日本が1-0でリードしている。

(取材・文 竹内達也)
●アジアカップ2019特設ページ

TOP