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自ら獲得して自ら決める!! 決勝PK弾のMF堂安「『やってやったぞ』という気持ちが大きかった」

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日本代表MF堂安律

[1.24 アジア杯準々決勝 日本1-0ベトナム ドバイ]

 チームを準決勝へと導く唯一の得点を奪った。日本代表MF堂安律は試合後のインタビューで「前の試合に引き続いて苦しい試合だったけど、しっかり勝てて良かった」と振り返った。

 スコアレスで迎えた後半8分だった。MF原口元気のパスをPA内で受けて仕掛けると、DFブイ・ティエン・ズンに倒されてしまう。一度は流されたプレーとなったものの、VARの介入によってPKが与えられた。

 PKの判定が下されると、すぐさまベトナムGKダン・バン・ラムに近寄ってボールを受け取り、自らキッカーを務める。左足から蹴り出されたボールはネットを揺らし、喉から手が出るほど欲していた先制点を記録することになった。

 9日のグループリーグ初戦トルクメニスタン戦に続く今大会2点目。この得点が決勝点となり、「前半チームとしても少しうまくいかない時間帯が多かったので、『やってやったぞ』という気持ちの方が大きかった」と喜びを表した。

「チーム全員がチームが勝つためにハードワークする意識を忘れていないし、僕自身ゴールできたけど、ハードワークできたと思う」

 準々決勝を突破した日本は28日の準決勝で、直後に行われる中国対イランの勝者と対戦。20歳の若武者は「セットプレーの1点しか取れていないもどかしさがあるし、次の試合はまたタフなゲームになると思うけど、ハードワークして頑張りたい。個人的には連続ゴールを取れるように頑張りたい」と意気込みを示した。

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