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サラ捜索は打ち切り…涙のハリルホジッチ監督「この過酷な時間を乗り越える」

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バヒド・ハリルホジッチ監督とFWエミリアーノ・サラ

 今冬よりプレミアリーグのカーディフに活躍の場を移すはずだったアルゼンチン出身FWエミリアーノ・サラを乗せた小型飛行機が消息を絶った事件で、英国の警察当局は捜索の打ち切りを発表した。

 英『ミラー』によると、消息不明となってから捜索は3日間続いたが、生存確率が「極めて低い」という判断が下された。24日、ナントの指揮を執る元日本代表監督バヒド・ハリルホジッチ監督は「彼とは特別な関係を築いてきた。私がここにきてからたくさん会話を交わした」と話すと言葉を詰まらせ、涙を流した。

 練習に集まったサポーターに対して、ハリルホジッチ監督は「辛い状況だが、今日こうして寄り添ってくれるならばともに乗り越えよう。この過酷な時間を乗り越えるために我々はこれまで以上に一体になろう」とメッセージを送った。

 サラは今季、フランス・リーグアンのナントで12得点を記録。カーディフは1700万ユーロ(約21億円)というクラブ最高となる移籍金を提示し、28歳FWを迎え入れることになっていた。今月18日には契約書にサインするためにカーディフに入っていたサラだが、仲間に別れを告げるためにフランスに戻る途中で消息不明となった。

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