バルセロナは23日、アヤックスに所属するオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが来季から加入することで合意したことを発表した。『Goal』の情報では、違約金は4億ユーロ(約497億円)となる見込みだ。

　卓越したプレービジョンと足下の技術を備えるデ・ヨングは、セントラルMFやアンカー、センターバックなど複数のポジションでプレーできる逸材。現在21歳の同選手はすでにオランダ代表デビューを飾っており、パリSGなどビッグクラブが争奪戦を繰り広げていた。バルセロナはこの大器を手中に収めるため、7500万ユーロ(約93億2000万円)+ボーナス1100ユーロ(約13億7000万円)という巨額を投資している。

　5年契約を締結するデ・ヨングに関しては、バルセロナは4億ユーロの違約金を契約に盛り込むことが『Goal』の情報で明らかになっている。これまでに同クラブはリオネル・メッシやセルヒオ・ブスケツとの契約にも破格の違約金を設定しているが、デ・ヨングにも“実質非売品”との評価を与えた格好になる。

　なお、バルサ移籍が内定したデ・ヨングは、オランダ『NOS』で、「僕は子どもの頃からバルセロナを観てきたんだ。グアルディオラ時代の成功もしっかり見てきたし、それでよりバルセロナが好きになったね。リオネル・メッシの大ファンでもあるんだ」と語り、来季からの新天地でのプレーを楽しみにしている様子を見せている。

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