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VARが下した“ノーゴール”の判定に…韓国メディア「韓国とベトナムに薄情なVAR」

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韓国メディアがVARに言及

 韓国代表がアジアカップ2019から敗退したことを受け、同国メディア『スポーツ東亜』は「韓国とベトナムに薄情なVAR」と題してこの一戦を伝えた。

 25日に行われたアジアカップ準々決勝で韓国はカタールと対戦。0-0で迎えた後半33分にアブドゥラジズ・ハテムにミドルシュートを決められてリードを許す。すると、直後にファン・ウィジョがネットを揺らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定によりゴールは無効に。このまま両チームともに得点が生まれず、韓国は0-1で敗れて大会からの敗退が決まった。

 韓国国内から59年ぶりのアジア制覇を大きく期待されていた同チームの予想外の敗戦に、同メディアはVARにより同点弾が取り消された場面を中心に報じた。「ファン・ウィジョのゴールが突き刺さり、韓国の選手たちが歓喜に沸く中、レフェリーは耳に手を当てていた。そして、VARは“ノーゴール”という決定を下した」

 この時のファン・ウィジョのポジショニングについて「確かに最後方のディフェンスよりも少しばかり前に出ていた」とするも「クロスボールがカタールDFの足に当たっていたため、韓国の選手たちはゴールが認められると期待していた。しかし、VARはゴールを認めなかった」とVARが下した判定を懐疑的な論調で伝えた。

 続けてファン・ウィジョのコメントを紹介。ガンバ大阪でも活躍する同選手は試合後に「明らかにカタール選手の足に当たっていた。試合が終わった後、僕はレフェリーにあの場面について尋ねた」と主審の判定に納得できなかったと明かしていたようだ。

 さらに、同メディアは前日のベトナム対日本の一戦で、韓国人のパク・ハンソ監督率いるチームがVARにより与えられたPKで敗れたことについても紹介した。そして最後に「韓国とベトナムの両チームにとってベスト8から導入されたVARは薄情だった」と締めくくっている。

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