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チェルシー加入のイグアインが「引退を考えていた」 理由

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チェルシーに加入したゴンサロ・イグアイン

 今冬の移籍市場でチェルシー入りしたFWゴンサロ・イグアインが、2016年に引退を考えていたと明かした。イギリス『ミラー』が伝えた。

 ミランに所属していたイグアインに関して、チェルシーは保有元のユベントスと今季終了時までのレンタル移籍での獲得で合意。3600万ユーロ(約45億円)の買い取りオプションを付けているとみられる。

 後半戦に厳しいチャンピオンズリーグ出場権争いが予想される現在4位のチームを助けることが期待されるイグアイン。同選手は『ミラー』で、コパ・アメリカ・センテナリオが開催された2016年に、母親の健康状態が悪化したため、現役を引退して看病に専念しようとしていたことを明かした。

「僕は母親の看病をするために、すぐにフットボールをプレーすることをやめようと決めていた。(決勝のチリ代表戦では)それを知らずにプレーしていた。世界が終わったように感じたよ。母親のこと以外、考えることができなくなっていた」

「僕は母親にフットボールを辞めると話した。だけど母親の返事は、僕がフットボールをプレーしていることが自分の幸せなんだ、ということだった。彼女は僕に対し、愛しているものを簡単に諦めることを許さなかった。母親は僕にフットボールを続けてほしかった。僕はそれを叶える必要があるとわかったんだ」

「家族や友人は僕にとっての全てだ。フットボールはその後ろにある。みんなにはこれを理解してもらいたい」

 なお現在は、母親の状態は完全に回復したとのこと。イグアインは早ければ、27日に行われるFAカップ4回戦、ホームでのシェフィールド・ウェンズデイでチェルシーデビューを飾ることになる。母親にも喜んでもらえるようなデビューとしたいところだ。

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