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甲府入りしたストライカー、宮崎は高校選抜の活動も吸収、成長の場に

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日本高校選抜候補のFW宮崎純真(山梨学院高)がドリブルで仕掛ける

[1.27 練習試合 日本高校選抜候補 6-1 山梨学院大]
 
 日本高校選抜候補のFW宮崎純真(山梨学院高3年→甲府)は練習試合1本目に1トップとして先発し、25分間プレー。無得点に終わり、試合後は「点獲っていないので……」と悔しさを滲ませたが、それでも最前線で推進力のあるドリブルや、自身よりも高さのあるDFとの競り合いで見せる強さなど、持ち味を発揮していた。

 有力な1トップ候補だが、そのポジションを絶対的なものにするためには結果も、チームを牽引するようなエネルギーも必要。2部練続きだったという甲府の合宿から1日遅れて合流し、疲労や練習試合での出場時間が限定されていたこともあって納得する結果を出すことはできなかった。インターハイで山梨学院高を初優勝へ導いたFWが高校選抜で本領を発揮するのはこれからだ。

「周りは上手い選手が多いですし、連係とかまだですけれども、自分の特長も出せると思うので、積極的にやっていきたいです」。プロ生活により慣れてコンディションが向上し、高校選抜のチームメートとの連係が深まれば、より結果を出せると考えている。

 甲府の合宿では毎日が成長の糧に。高校選抜でも日々、貪欲に吸収していくつもりでいる。「ヴァンフォーレでもいい刺激もらって、高校年代で上手い子たちともできて色々と吸収できることもある。吸収していくことも一番大事だと思っているので、そういう意味ではまだまだ成長できるかなと思っています」。高校選抜で成長し、チームを勝たせるという使命も果たす。

(取材・文 吉田太郎)

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