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今季3度目フル出場の宇佐美、攻撃の突破口となるも完敗…デュッセルドルフの連勝は4で止まる

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MF宇佐美貴史は好調ぶりを示したが、得点には至らなかった

[1.27 ブンデスリーガ第19節 デュッセルドルフ0-4ライプツィヒ]

 ブンデスリーガは27日、第19節を行い、MF宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフが敵地でライプツィヒと対戦し、0-4で敗れた。宇佐美は6試合連続で先発出場。右サイドハーフ、左サイドハーフでプレーし、今季3試合目のフル出場となった。

 デュッセルドルフにとっては最悪の立ち上がりとなった。前半2分、ライプツィヒの右CKでDFマルツェル・ハルステンベルクが蹴り込んだボールをGKミヒャエル・レンジングがファンブル。DF陣が粘って跳ね返したが、最後はFWユスフ・ポウルセンが右足ダイレクトボレーで押し込んだ。

 前半9分にはCBイブラヒマ・コナテがワンツーの形で最終ラインから攻め上がると、ハルステンベルクの縦パスを受けたコナテはターンして相手を剥がし、DFラインの裏に突破。宇佐美も寄せたが振り切られ、左足シュートを流し込んだ。ライプツィヒの勢いは止まらず、前半17分にもポウルセンがゴールネットを揺らし、ドッペルパック(1試合2得点)を達成した。

 防戦一方の展開で宇佐美も守備に追われたが、突破口を切り開いた。前半27分、宇佐美が右サイドを縦に仕掛け、股抜きクロスを供給。その直後にはFWベニト・ラマンの左クロスをMFオリヴァー・フィンクがヘッドで合わせ、相手ゴールを強襲した。

 0-3で突入した後半、宇佐美は左サイドハーフにポジションを変更。後半2分には宇佐美が左サイドからクロスを入れると、これがファーサイドに流れ、FWドディ・ルケバキオが切れ込んで左足シュートを放ったが、わずかにゴール左へ。宇佐美はセットプレーからもチャンスを作った。

 しかし、次の1点を奪ったのもライプツィヒだった。後半23分、ミドルシュートのこぼれ球をMFコンラッド・ライマーが押し込み、ダメ押しの4点目。宇佐美は後半27分にもドリブルで1枚を剥がし、PA右手前から右足ミドルシュートを放ったが、わずかにゴール左へ。奮闘したが、惜しくも無得点に終わった。0-4で敗れたデュッセルドルフは連勝が「4」でストップし、2019年初黒星を喫した。

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