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接戦に強い日本vs鉄壁の守備を誇るイラン?AFC公式サイトがアジア杯準決勝を特集

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日本は日本時間28日の23時にイランと対戦する

 28日のアジアカップ2019準決勝を前に、アジアサッカー連盟(AFC)の公式ウェブサイトが日本代表イラン代表戦の特集を組んだ。

 2大会ぶり5度目のアジアカップ制覇を目指す日本代表はここまでの5試合すべてで1点差の試合を制するなど接戦を乗り越えてきた。一方のイラン代表は、グループリーグ最終節のイラク代表戦こそスコアレスドローで終わるも、それ以外の試合では完勝を収め、さらに5試合を終えて無失点と攻守ともに安定した状態だ。

 この試合に先立ち、同サイトは一番のニュースとして「メフディ・タレミが累積により欠場する。イランはカードトラブルの代償を払うことになった」とここまで5試合に出場して3ゴール2アシストを記録するタレミの欠場を紹介した。

 続けて両チームのデータに言及。鉄壁を誇るイラン代表の守備について「カルロス・ケイロスのイランは、最初の5試合で失点ゼロを記録した大会史上3つ目のチーム」と解説。特に、好守を見せるアリレザ・ベイランバンドについて「ここまで20キャップを誇る守護神はいまだ4失点しかしておらず、17試合ものクリーンシートを達成した。これまでに彼から得点を奪ったのはポルトガル、スペイン、シリアのみ」と称賛した。

 一方の接戦続きの日本代表については「彼らもUAEで記録を作った。ハジメ・モリヤスのチームは5試合すべてを1点差で勝利した初めてのチームとなった」と勝負強さがあることに着目している。

 また、両チームの歴史的側面についても言及。「1998年以降、毎回ワールドカップに出場する日本だが、近年のアジアでの成功は著しい。1976年以来初の決勝進出を目指すイランに対して、日本は過去7大会で4度優勝し、11年大会の優勝を知るメンバーが3人いる。準決勝で敗れたことは2007年大会のサウジアラビア戦の1回のみで、これがPK戦以外でアジアカップで黒星を喫した最後の試合だ」

「イランにとって2004年以来初のベスト4だが、今世紀に入ってからのアジア大会で90分で敗れた試合はない。そのうち3回はPK戦による敗退で、残りの2回は延長戦の末に韓国に敗れた」

 近年のアジアサッカー界を牽引する日本代表とイラン代表だが、アジアカップやワールドカップ予選でほとんど対戦したことがない。両チームが同大会で対戦するのは2004年大会以来15年ぶりとなる。

●アジアカップ2019特設ページ
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