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“川崎Fの大砲”襲名、FW宮代大聖は決意新た「試合に出て、結果を残したい」

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新体制発表会見に出席したFW宮代大聖

 小学校3年生から川崎フロンターレのアカデミーで育ったFW宮代大聖が新体制発表会見に出席した。会見前、サポーターが会場に掲げた「川崎の大砲」という横断幕が目に入ったという18歳は「川崎の大砲、宮代大聖です」と挨拶した。

「小さい頃からの目標だったフロンターレでプロ生活のキャリアをスタートできることが素直に嬉しいです」。将来を嘱望され、昨年4月にプロ契約を締結。17歳、高校3年生のプロ契約締結はクラブ史上初だった。

 昨季からトップチームにも帯同し、昨年12月の最終節・磐田戦(2-1)で初のベンチ入り。「サポーターの声援に鳥肌が立ちました」とホームの雰囲気を体感した。新シーズンを迎え、「まだ何もできていない。試合に出て、結果を残したい」と決意新た。3連覇を目指すチームの一員として試合に絡み、決定力の高さを示すつもりだ。

 フロンターレの未来を担う逸材は、世代別代表でもゴールを積み上げてきた。昨年はU-19アジア選手権でチーム最多となる大会4ゴールを記録し、U-20W杯出場権獲得に大きく貢献。5月に本大会を控え、「そこは外せない。しっかりメンバーに選ばれないといけない」と力を込める。

 自身にとってはU-17W杯に続くW杯の舞台だ。2017年に出場したU-17W杯はベスト16で敗退。日本戦以外はすべて3点以上を記録した優勝国イングランドを90分無失点に抑え、あと一歩まで追い込んだが、PK戦の末に惜敗した。「U-17W杯でめちゃめちゃ悔しい思いをしたので、その借りを返したい」と覚悟をにじませた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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