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[新人戦]選手権8強の秋田商は東北準V。今冬の公式戦で学び、体感したものを次に繋げる

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秋田商高はGK山口雄也の好守などによって青森山田高に食い下がった

[1.28 東北高校新人選手権決勝 秋田商高 0-2 青森山田高 いわきFCフィールド]

 秋田商高(秋田1)は選手権で32年ぶりとなるベスト8進出。レギュラー4人を残す新チームは、選手権から3週間で迎えた東北高校新人選手権で、聖光学院高(福島2)、東北学院高(宮城1)に勝利して05年度大会以来となる決勝進出を果たした。

 そして決勝では、選手権優勝校の青森山田高(青森1)に挑戦。だが、前半は気持ちで引いてしまった部分があって押し込まれてしまう。小林克監督が「安心して見ていられる」と評するCB 松野真士(2年)とCB田近奈生(2年)の2人を中心に相手の攻撃を跳ね返していたが、それでも前半24分にセットプレーから失点。後半開始直後にも追加点を奪われてしまった。

 松野と田近はチームメートからの信頼も厚い。だが、他の選手たちが彼らに頼ってしまっている部分がある。2失点目のシーンではCBのところで跳ねかせなかったところでカバーが遅れて失点。後半半ば以降は臆することなくポゼッションにチャレンジし、選手権でも活躍したGK山口雄也(2年)のファインセーブもあった。だが、放ったシュートは1本。現状の力の差を見せつけられる結果となった。

 指揮官が「選手権で出ている選手が中で修正して欲しかった」と語ったように、経験者たちの課題もあった。それでも、選手権で3勝したことで選手、スタッフの視野が広がったことも確か。今回の新人戦は準備期間が少なく、MF原田悠翔(1年)を怪我で欠く中での戦いだったが、決勝まで勝ち上がった。

 今大会では選手権で優勝した青森山田のたくましさ、そして同4強の尚志高(福島1)の一つ一つのプレー質の高さを見て、体感した。「あとは選手たちがどう感じて、どう行動するか」(小林監督)。伝統校は選手権、この新人戦を糧に成長して次の勝利に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)

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