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「2・23世界選抜戦」に挑むブラインドサッカー女子日本代表が決定。菊島宙ら8人を選出

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活躍が期待される菊島宙

 日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は2月23日に埼玉県さいたま市で開催されるブラインドサッカー女子国際親善試合「さいたま市ノーマライゼーションカップ2019」(会場・サイデン化学アリーナ)に出場する女子日本代表を発表した。「ブラサカ界の澤穂希」との異名を持つチーム最年少の16歳、菊島宙(埼玉T.Wings)ら8人が選ばれた。

 女子日本代表にとっての海外試合は、昨年2月に開催された同じ大会の「女子アルゼンチン選抜チーム」戦以来、約1年ぶり。この試合で菊島はダブルハットトリックとなる6得点を奪い、天才ぶりを示した。昨年9月2日の東日本リーグで埼玉T.Wingsの一員としてDerroto Saber茨城と対戦したとき、男子選手に交じって1試合7得点の離れ業を成し遂げた。今回、女子代表の対戦相手は前回と違うが、菊島の成長ぶりをはかれる一戦となりそうだ。

 女子日本代表は、午後2時キックオフで、国際障がい者スポーツ連盟(IBSA)が主催として結成した「IBSA世界選抜チーム」と対戦する。同世界選抜チームは10か国から27人の選手、スタッフにより構成され、試合直前の2月21、22日に東京・世田谷区の日本大学で「IBSA 女子トレーニングキャンプ supported by 田中貴金属グループ」が行われ、日本代表からはGK大作眞智子(埼玉T.Wings)、FP橋口史織(ラッキーストライカーズ福岡)、FP鈴木里佳(コルジャ仙台ブラインドサッカークラブ)の3選手が参加予定となっている。

【女子日本代表メンバー】
GK大作眞智子(埼玉T.Wings㉖)
GK本多さかえ( -   ㊹)
FP加賀美和子(buen cambio yokohama㊳)
FP菊島宙(埼玉T.Wings⑯)
FP工藤綾乃(Avanzareつくば㉓)
FP鈴木里佳(コルジャ仙台ブラインドサッカークラブ㉘)
FP竹内真子(兵庫サムライスターズ㉔)
FP橋口史織(ラッキーストライカーズ福岡㊳)

監督 村上重雄 
ガイド 藤井潤(ラッキーストライカーズ福岡)
【注】本多は所属なし。丸数字は年齢


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