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選手、監督両方でアジア杯V…史上初の快挙に挑む森保監督「関心はあまりない」

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公式会見に出席する森保一監督

 2月1日のアジアカップ決勝でカタール代表と対戦する日本代表は31日、試合会場のザイードスポーツシティ・スタジアムで公式会見を行い、森保一監督とDF吉田麻也(サウサンプトン)が出席した。

 森保監督は「明日のカタールとの決勝は非常に厳しい試合になると思っている」と前置きしたうえで、「すでに両チームとも6試合やってきているし、カタールも非常に力のあるチーム。もうひと踏ん張り、日本のほうができるようにいい準備をして、明日の試合では選手が思い切って力を出し切れるようにしていければと思っている」と意気込んだ。

 日本は5回目の決勝進出で、過去4回はいずれも優勝している。日本が勝てば大会の最多優勝記録を5回に更新し、92年大会で選手としてアジアカップ優勝を経験している森保監督にとっては、選手と監督の両方でアジアカップを制する史上初の快挙が懸かっている。

 しかし、会見では「日本代表チームとして優勝をつかみ取りたい、勝ち取ってトロフィーを掲げたい気持ちはあるが、個人としてその優勝がどうこうということに関心はあまりない」と、個人的な記録は意識していないことを強調。「明日の試合で優勝して、日本代表を応援してくださるみなさんと一緒に喜べるように我々は戦っていきたいし、最善の準備を今日の練習でもしていきたい」と誓った。

(取材・文 西山紘平)

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