beacon

AFCがアジア杯決勝の見どころを紹介!大迫とアリの『エース対決』に注目

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本の攻撃をけん引するFW大迫勇也

 アジアカップ2019は2月1日に日本代表とカタール代表がファイナルを戦う。決戦を前にAFC(アジアサッカー連盟)の公式サイトが、見どころを掲載。歴史的一番を展望している。

 2大会ぶり5度目の優勝を目指す日本と、初優勝を目指すカタールが対峙するファイナル。全勝で迎える両者の決勝をAFCも「歴史的」と表現している。

 日本は1992年の広島大会で初タイトルを獲得して以来、4度の優勝を誇る。AFCは決勝に進んだ4回で、すべて勝利していることについて「完璧な記録を残している」と称賛。「2011年以外の3つの決勝は90分で決着がついた」と回顧した。

 逆にカタールについては「これまで決勝を経験したことがなく、まったく新しい領域となる」としつつも、「カタールは2014年のAFC U-19選手権を制している。この時はフェリックス・サンチェス監督やアルモエズ・アリ、アクラム・アフィフ、タレク・サルマンといった選手が優勝を経験している」と、現メンバーがアンダー世代の決勝を経験していることを紹介した。

 そして同サイト『エース対決』をピックアップ。日本はここまで4得点を決めている大迫勇也を、カタールは8ゴールを挙げて得点ランクトップに立つアルモエズ・アリを挙げた。

 アリについては「23歳のストライカーがイランのアリ・ダエイが記録した8ゴールと並んだ。その功績は最も際立っている」と評価。「彼は昨年のAFC U-23選手権で同じく得点王を獲得している」こともトピックに挙げ、「歴史的なカタールプレーヤーになる」と期待した。

 一方で日本の攻撃をけん引する大迫についても「彼はイランに対して2つの重要なゴールを決めた」と称賛。そのうえで「アリの出場平均時間66分ごとにゴールを決めた割合と比較して、大迫は53.5分ごとにゴールを決めている」と、その決定力の高さを紹介した。

 続いてAFCは、日本の森保一監督について言及。「オランダ(ハンス・オフト)、フランス(フィリップ・トルシエ)、ブラジル(ジーコ)、そしてイタリア(アルベルト・ザッケローニ)の指揮官の下で優勝してきたが、今回勝利すればアジアカップを勝ち取った最初の日本人監督となる」と記した。また、同指揮官は1992年に広島で行われたアジアカップで優勝メンバーであり、この決勝を勝利すれば選手と監督の両方の立場で王者を経験することとなる。

 最多優勝更新が懸かる日本に、初戴冠を期するカタール、エース対決と見どころ満載のファイナル。ニ国間の対戦成績は通算対戦成績では2勝4分2敗とまったくの五分で、両者がアジアカップで初めて対戦したのは00年のレバノン大会までさかのぼる(1-1の引き分け)そして、日本は11年のアジアカップでもカタールと対戦し、3-2で勝利。結果的に4度目の優勝を成し遂げている。

●アジアカップ2019特設ページ
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP