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「もがき続けた17年間」DF坪内が群馬で現役引退…神戸のスクールコーチに就任

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DF坪内秀介が現役引退

 ザスパクサツ群馬は1日、退団が決まっていたDF坪内秀介(35)が現役を引退することを発表した。2月1日からヴィッセル神戸のスクールコーチに就任したこともあわせて発表された。

 群馬県高崎市出身の坪内は前橋育英高から2002年にヴィッセル神戸に入団。6シーズン在籍すると、その後は札幌、大分、大宮、新潟、磐田とJクラブを渡り歩き、2016年に地元の群馬に完全移籍で加入。3年間在籍したが、契約満了が発表されていた。クラブを通じて、以下のコメントを発表している。

「2018シーズン限りで引退することを決断しました。まず、プロになるまで不自由なくサッカーをさせてくれた父と、身の回りの世話などしてくれた母に感謝したいと思います。ありがとうございました。FCイーグル、高松中、前橋育英の指導者の方々の愛のある指導おかげで夢だったプロになることが出来ました。

 そしてヴィッセル神戸、コンサドーレ札幌、大分トリニータ、大宮アルディージャ、アルビレックス新潟、ジュビロ磐田、ザスパクサツ群馬と、たくさんのチームでプレーすることができました。それぞれクラブのチームメイト、サポーター、クラブの関係者の皆さん、スポンサーの方々、本当にお世話になりました。

 17年間、もがき続け毎日必死にやってきました。悔しいことや辛いこと、貢献できずにチームメイトやクラブに迷惑かけてしまった方が多かったプロ生活でしたが、その思いが強い分、数少なかったですが結果が出てホッとしたことや嬉しかったこと、仲間に恵まれ幸せな瞬間に立ち会えたことが、悔しかったことを含め何事にも代えがたい素敵な思い出となってくれています。

 どんな時も笑顔で支えてくれながら二人三脚で一緒に闘ってくれた妻と、毎日笑顔で頑張ってと送り出してくれた子供たち、家族みんなのおかげで最後まで走りきることができましたし、一緒に喜怒哀楽を共有できた事がなにより幸せでした。これからの人生、自分に矢印を向けて笑顔で謙虚にひたむきにやっていけたらなと思います。今までかかわっていただけた方々に感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします」

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