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史上初“オール海外組”が実現!!アジア杯決勝に大迫、塩谷ら先発

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アジアカップを勝ち取るのは…

 アジアカップは1日、UAE・アブダビのザイードスポーツシティ・スタジアムで決勝を行い、日本代表はカタール代表と対戦する。現地時間午後6時(日本時間午後11時)のキックオフに先立ってスターティングメンバーが発表され、1月28日の準決勝イラン戦(○3-0)からは先発一人が変更された。

 イラン戦で左太腿裏を痛めて途中交代したMF遠藤航に代わってDF塩谷司がボランチで先発する以外はイラン戦と同じメンバー。GK権田修一がゴールを守り、4バックは右からDF酒井宏樹、DF冨安健洋、DF吉田麻也、DF長友佑都と並ぶ。中盤は塩谷とMF柴崎岳がダブルボランチを組み、右にMF堂安律、左にMF原口元気、トップ下にMF南野拓実。FW大迫勇也が1トップを務める。

 昨季まで鳥栖でプレーしていた権田だが、1月29日にポルトガル1部のポルティモネンセに完全移籍することが発表された。準決勝のイラン戦などでもフィールド選手10人がすべて海外組ということはあったが、GKも含めて日本代表のスタメン11人が全員海外組となるのは史上初。主力の遠藤を欠くとはいえ、“オール海外組”で2大会ぶり5回目のアジア制覇を目指す。

 日本は5回目の決勝進出で、過去4回はいずれも優勝している。日本が勝てば最多優勝記録を5回に更新。森保一監督は選手、監督の両方でアジアカップを制覇する史上初の快挙を達成する。カタールはここまで16得点無失点で6連勝し、初の決勝進出を果たした。勝てば当然、初優勝となる。

 最新のFIFAランキングでは日本の50位に対し、カタールは93位。過去の対戦成績は日本の2勝4分2敗と五分だが、最近の6試合は負けていない(2勝4分)。直近では8年前のアジアカップ準々決勝で対戦。DF吉田麻也が退場しながらMF香川真司の2ゴールとDF伊野波雅彦の劇的決勝点で3-2の逆転勝利をおさめている。

<出場メンバー>
[日本代表]
先発
GK 12 権田修一(ポルティモネンセ)
DF 5 長友佑都(ガラタサライ)
DF 16 冨安健洋(シントトロイデン)
DF 18 塩谷司(アルアイン)
DF 19 酒井宏樹(マルセイユ)
DF 22 吉田麻也(サウサンプトン)
MF 7 柴崎岳(ヘタフェ)
MF 8 原口元気(ハノーファー)
MF 9 南野拓実(ザルツブルク)
MF 21 堂安律(フローニンゲン)
FW 15 大迫勇也(ブレーメン)
控え
GK 1 東口順昭(G大阪)
GK 23 シュミット・ダニエル(仙台)
DF 2 三浦弦太(G大阪)
DF 3 室屋成(FC東京)
DF 4 佐々木翔(広島)
DF 20 槙野智章(浦和)
MF 6 遠藤航(シントトロイデン)
MF 10 乾貴士(アラベス)
MF 14 伊東純也(柏)
FW 11 北川航也(清水)
FW 13 武藤嘉紀(ニューカッスル)
監督
森保一

●アジアカップ2019特設ページ

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