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吉田麻也のハンドでのPK判定に海外有力メディアも同情 「これまで見た中で最もバカげたPKの一つ」

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DF吉田麻也のハンドの判定に同情の声も

 日本代表は1日、アジアカップ2019決勝でカタール代表に1-3で敗れ、アジア王者奪還を逃した。イギリスの有力メディアである『ガーディアン』は、日本の3失点目の原因となったPKについて、「これまで見た中で最もバカげたPKの一つ」と伝えていた。

 前半12分、27分と立て続けに失点した日本は、後半から反撃。後半24分に南野拓実のゴールで1点差に詰め寄ったものの、同38分には相手と空中戦で競り合った際に吉田の手にボールが当たる。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)での検証の結果、主審のラフシャン・イルマトフ氏はPKと判定。これを決められた日本は、そのまま2点差で敗れた。

 この試合でライブ・コメンタリーを実施していた『ガーディアン』は、PKのシーンについて、「主審はピッチサイドのモニターを参考にVARを使い、カタールに対して、これまで見た中で最もバカげたPKの一つを与えた。サウサンプトン所属の日本代表DF吉田麻也は、この判定に憤慨していた。空中戦で競り合った際に手に当たったもので、偶発的なものでしかなかった」と、この判定に同情した。ただ、カタールの優勝については、「大会を通じて1失点。総じて見ても優勝にふさわしい」との見解を示した。

 今大会、VARは準々決勝から導入されており、決勝のように判定に物議を醸す場面も出た。映像でのリプレイ確認後の判定となることで、これまでの基準とのギャップも指摘されているところだ。

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