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香川真司の電光石火デビュー弾に解説者「サッカーの歴史を塗り替えた」

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香川真司がデビュー弾含む2ゴール

 ベシクタシュに加入したMF香川真司のデビュー戦で解説を務めたリドバン・ディルメン氏は、「香川がサッカーの歴史を塗り替えた」と興奮を隠しきれなかったようだ。トルコ『ハベル1903』が伝えている。

 今冬ドルトムントから加入した香川は3日、アンタルヤスポル戦にベンチ入りすると、4-1とリードした後半36分にピッチへ。すると、わずか17秒後に移籍後初ゴールを決める。敵陣中央やや左寄りでパスを受け、ドリブルからまたぎフェイントをいれて右足一閃。相手DFの股下を抜けたシュートがゴール左に吸い込まれた。

 さらに得点から2分後の後半39分、ゴールほぼ正面で獲得したFKのキッカーを務めた香川が右足を振り抜くと、縦回転のかかったシュートがGK手前でバウンドしてゴール右隅に突き刺さり、投入わずか3分で2点目を挙げた。その後、アンタルヤスポルに1点を返されたが、ベシクタシュが6-2で快勝。香川は勝利に大きく貢献した。

 トルコのNTVが中継したアンタルヤスポル対ベシクタシュで、解説を務めたディルメン氏は「香川が入った直後にゴールを決めた。あそこまで早いゴールはサッカーの歴史になかったと記憶している。日本人の観客もこれから増えることだろう」と、電光石火のデビュー弾を称賛した。

 さらにディルメン氏は「得点を決めたあとの彼の姿は、まさに完璧な日本人という感じだったね。極東から来たこの選手はチームに良い影響を与えている。彼は戦術理解に優れているよ」と、今後の活躍に期待を寄せた。

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