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ベネベント指揮官、今季出場1試合もサイ・ゴダードに期待「彼は将来への投資」

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 セリエBベネベントの指揮官クリスティアン・ブッキ監督が、日英ハーフのMFサイ・ゴダードについて言及した。『TV7ベネベント』など複数の地元メディアが伝えている。

 トッテナムの下部組織出身のゴダードは昨夏、出場機会を求めてベネベントに加入したが、これまでリーグ戦での出場は昨年11月のスペツィア戦の8分間のみとなっている。今冬の移籍市場では、セリエCクラブへのレンタル移籍の可能性も指摘されていたが、最終的にベネベント残留が決まっている。

 ベネベント指揮官は、3日に行われたベネツィア戦(3-0でベネベントが勝利)の試合前の記者会見の席で移籍市場について言及し、ゴダードの状況について明かしている。

「メルカートが終わり、満足している。ようやくチームが固定し、取り組むことができる。退団した選手は出場時間が少ない選手だった。(ジョバンニ)ボルピチェッリのように放出した方が良かったが、交渉で折り合いがつかなかった選手もいるが、ゴダードの場合は違う」

「彼は将来への投資だ。非常に若く、技術的に素晴らしい才能を持つ選手だ。それに練習でも献身的だ。だがフィジカル面については、これから完成させていかなければならず、あと数キロ体重を増やすために特別メニューをこなしている。彼の場合、足りない部分はあるがギャップを埋めることは可能だ。将来、重要な選手になるだろう。手元に置いておくことで、きっとチームの助けになってくれるはずだ」

「ただ苦しんでいる様子も見受けられる。今は適応していく段階であり、言葉も学んでもらわなければならない。ここには英語を話せる者が何人かいるが、他のチームにレンタルさせた場合、誰とも話せない状態になってしまうことを心配していた」

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