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流通経済大柏MF八木滉史が目指す「GAMEOVERさせる選手」とは?

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流通経済大柏高のMF八木滉史が目指す「GAMEOVERさせる選手」とは?

「NIKE NEXT HEROプロジェクト」の一環として、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018で活躍した選手や、2年生の推薦選手を中心に構成されたプレミアリーグ選抜が1月27日からイングランド遠征を行った。

 ナイキ フットボールの今季のコンセプトは試合を終わらせることを意味する、「GAMEOVER」。流通経済大柏高(千葉)のMF八木滉史(2年)に遠征の感想や自身の目指す試合を終わらせる選手(「GAMEOVER」させる選手)、今年の目標について聞いた。

―今回の遠征で感じたことは?
「自分と(市立船橋高の)鈴木唯人だけが高体連で、Jのユースチームの人たちから色々なものを吸収できればいいと思ってきた。そういう面では試合で45分だけでしたけどボランチでプレーして、少し幅が広がったり、考え方が変わったと思います。だからと言って、流経でやってきた守備の部分はブラさずに、しっかりと相手にアプローチできたかなと思うので、それは良かったと思います」

―自分の目指す「GAMEOVER」させる選手とは?
「自分はボランチという位置で、特に(FWとして)得点を決めたり、(GK、DFとして)ゴールを絶対に守らないといけないというポジションではない。『GAMEOVER』という『GAMEOVER』はあんまりないと思うんですけど、ボランチとして一つ縦にゴールに直結するようなパスで試合を決められたりとか、FWにアシストできるプレーだったりとか、ボランチで相手のキーマンや上手い選手、起点になる選手をしっかり潰して、相手の攻撃の芽を摘むというところで『GAMEOVER』させるというものがあるのかなと思います」

―それを体現する選手になるためには?
「まずは自分の中でずっと守備からというのがあるので、まずは守備から自分のリズムを作って、自分の(普段どおりの)プレーを確保して、そこから良い攻撃に移動できればいいと思います」

―今年の意気込みを。
「チームとしては2年連続で選手権準優勝という形で悔しい思いをしていて、その気持ちをまず第一に忘れないこと。去年はインターハイで思うような結果を出せずに全国に行けなかったので、まずはなんとしてでも、今年は自分が全国に連れて行くという気持ちと、その中でも全国制覇というところでは2回チャンスがあるので、そこでは絶対に取りたいです。プレミアリーグも去年は前期で良いスタートダッシュができたのに、後半の失速で結局4位になってしまったので、他のチームに負けないようにやっていきたいです。個人としては、去年自分が選手権とかに出るようになって、チームの中で今年は中心選手になると言われてきたので、まずは自分が去年経験したものを下の世代や同じ年代の人に伝えないといけない。選手権で負けた悔しさを一番分かっているのは自分だと思っているので、それをみんなに伝えながらも、自分がしっかり引っ張っていければと思っています」


(取材・文 吉田太郎)
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